オウル駅に迎えに来てくれたフィンランドログメーカーM氏の車に乗ってホテルに向かいます。
道路は車で少し混雑しています。
「午後4時過ぎだから帰宅ラッシュの時間なんだ」とM氏。
午後4時が帰宅ラッシュならば、いったい朝は何時から仕事を始めるのだろう・・・
そんな疑問が湧きます。
「う~ん、人にもよるけれどね、朝7時とか8時とかに仕事を始める人が多いかな。」
そういえば、フィンランドではまだ朝7時頃と思われる時間に
フィンランドの設計担当V氏からメールが届くことがあり、
「何時から仕事を始めているのかな」と疑問に思っていました。
やっぱりフィンランドでの始業時間は早いようです。
少し話が逸れますが、明るい時間なのに車がライトをつけて走っています。
しかも走っている全車が・・・
「昼間のライト点灯は交通ルール?」
疑問に思ったTがM氏にたずねます。
「そうだよ。エンジン始動で自動的にライトが点灯するので、
昼夜問わずいつもライトは点いてるよ」とM氏。
夏は白夜の国、言い換えれば冬は暗い時間が長いフィンランド、
交通安全にはより気をつけているようです。
こういう制度は日本も早く導入するべきと思いました。
(その後訪れたウィーンでも 多くの車が昼間もライトオンでしたが、
なかには点灯していない車もありました。
ヨーロッパではエンジン始動で前照灯の点灯は義務化されているようで、
点灯していない車は古いタイプで義務化される前の車種ということらしいですね)
4時に仕事を終えて帰宅するフィンランドの人々、
夜は家族との時間を大切にしているようで、
夕方の公園ではベビーカーを押して散歩するカップルや家族連れをよく見かけました。
また、その夜M氏が連れて行ってくれた夕日が美しい海辺のレストランでは
私たち以外に訪れていたのはたった一組だけ。
「夏のホリデーシーズンは終わったし、
お昼は外食しても、夜はみんな家で食事するからね・・・」
[ フィンランド見聞記 15.10.06 ] Kiitos Log House