ログハウス

フィンランドの旅

セウラサーリ野外博物館 (SEURASAARI)【フィンランドの旅13】

ヘルシンキ中央駅からバスかトラムで乗り換えなく簡単に行ける「セウラサーリ野外博物館」 自然の中に多くの古い建物を保存しています。 前にも述べたように、 フィンランドではログ外壁に板を縦張りするなどして お金持ちは ログハウスに見えない建物を好んだので、 ここに保存されている建物も大きい住宅や教会などは 私達のログハウスイメージとはかなり外観が異なっています。 だから簡素な造りでログハウスらしい穀物倉庫や作業小屋があると なんだかホッとうれしい気持ちになるのは まだまだ ログハウスに造詣が深くないからかもしれません。 ...
フィンランドの旅

ダブテイルノッチとログハウスらしくない家【フィンランドの旅12】

オウル市郊外の湖畔に建築中のログハウス。 サウナハウスなので窓がありませんが、南側に湖が広がる絶景のロケーションです。 屋根は苔で覆われ、完成したら自然にとけ込む素敵なログハウスになることでしょう。 このログハウス、「ノッチ(ログ交差)」の出っ張りがないことにお気づきになりましたか? 写真では少しわかりにくいと思いますが、 普通のログハウスではノッチ外部が20cm程飛び出していますが、 このログハウスにはその飛び出しがなくスッキリしています。 拡大してみると こんな感じです。 これは「dove tail」と呼ばれるノッ...
フィンランドの旅

ラップランドのラミネートログ工場【フィンランドの旅8】

オウル市から約3時間強のドライブで、 ラップランド地方にあるラミネートログの工場に きました。 ログハウスの事務所と隣接するミーティングルーム&スタッフルーム、 そして背後には広い敷地に資材保管倉庫と2つの生産ライン(工場)があります。 ラミネートログのカットを行う工場でも原材としてラミネート材を仕入れ、 工場内ではログのノッチ加工をするというのが多いのですが、 ここではラミネート材自体も自社で製作しています。 ラミネート材製作のため、接着剤のカーテン下を木材が通っています 。 ラミネート材について説明する工場責任者のR氏...
フィンランド見聞記

フィンランドのログハウスの窓飾りはアート

日本では まだまだ歴史の浅い ログハウスですが、 フィンランドでは 長い歴史の中で 「在来工法」として ログハウスが建築されてきました。 日本国内では ログハウスそのものが まだ珍しいので そんなに個性を強調しているものは 少なく、 一般的に 外壁は茶色系で 窓飾りもシンプルに作られています。 でも フィンランドでは そこら中に立ち並ぶ ログハウス群の中で 少しでも個性を出すために 工夫したログハウスを多く見かけます。 外壁色が黄色や赤系、グレイのログハウスなども 珍しくなく、 特に田舎に出かけると 写真のような古いログハウスでは 窓飾りもお洒落な物がをいろい...
フィンランド見聞記

フィンランドから日本までログキットが運ばれるコンテナ差配について

「予定より一日遅れたけれど 22日金曜日に 無事 コンテナが旅立ったよ。」 今週の月曜日に フィンランドから ログハウスキットの出荷について メールが入りました。 このログキット、 当初は 5月末に出荷の予定でしたが、 早い段階で オーナーさん側から要望があり、 出荷スケジュールを 一週間早めました。 そのため 海運業者がコンテナ手配に苦労したようで、結局 一日遅れの出荷となりました。 でも、オーナーさん側が希望されている頃に納品できそうで私達も ほっと一安心です。 みなさんがオーダーされたログハウス部材キットは、 フィンランド...
フィンランド見聞記

フィンランド人は背が高い?

先週(11/18)キートスに来たフィンランド・ログハウスメーカーの2人、 事務所に来る前に新潟市内に建つ高層ビル『トキメッセ』の展望室を訪れました。 朝一番だったので訪れている人がほとんどなかったせいか、 あるいは「外国人観光客は大切に」という指導がされているのか、 展望室の担当者から猛烈な接待(説明案内を受けたとか。(笑) M氏とS氏、日本海をバックにして 記念撮影。 特に大柄な感じがしないフィンランド人ですが、平均身長は175cmだそうです。 日本人の現在の平均身長は、高くなったとはいえ170cmとか171cmらしいので やはり私達日...
フィンランド見聞記

新潟のセルフビルダーさんと歓談

18日に キートスの事務所にやって来た フィンランド・ログメーカーの2人ですが、 すでに キートスとM氏の会社とは 20年の付き合いがあるので、 特に 彼らも私達に 営業する必要もなく 午後は 今後のビジネスについてのお互いの考え方についての話と その他雑談をして過ごしていました。 すると、 事務所1階に 来客が・・・ キートスのログハウスキットで 住宅をセルフビルドされていた 新潟県内のご夫妻、 下のお嬢さんを連れて 「新潟市内に来たので 寄ってみました」 と。 結婚前には 東京で 英語を使って仕事をされていた 奥様なのですが、 「昔...
フィンランド見聞記

フィンランドログメーカーの2人がやって来ました。

今週の火曜日(11/18)、フィンランドのログメーカー2名が キートスの事務所にやって来ました。 一人は このコーナーによく登場する ログメーカーのトップ M氏、 もう一人は 無垢ログの加工を担当する 工場のトップ S氏。 M氏は 日本大好きで ほぼ毎年 この時期に 来日していますが、S氏は 「初めてのニッポン」 です。 確認申請書類を作成したり 申請時に必要な構造計算を担当する新潟の建築士さんと一緒に 午前中は 構造などに関する打ち合わせ。 日本にすっかり馴染んでいるM氏は 私達が会話している日本語の内容も かなり理解(想像)できるらしく...
フィンランド見聞記

フィンランドでもログハウスの再塗装は必要だよ。

キートスHP内の 『ログハウス徒然草』 では 時々 ログハウス塗装の話題が登場します。 セルフビルド中のログハウス外壁塗装に関することが多いですが、 今年は キートスのモデルハウスの外壁再塗装についても ご紹介しました。 その記事を見たのかどうかは わかりませんが、 「フィンランドでも ログハウスの再塗装は必要なんだよ」 という コメントとともに、 この夏 自宅ログハウスの再塗装をおこなった M氏から写真が 送られてきました。 フィンランドの とっても短い夏の間に ラップランドでの家族休暇を楽しんだり ...
フィンランド見聞記

今年は2週間の夏休みをとれたよ。

「 今年は 夏休み とれたの?」 「うん、2週間の夏休みをとったし、 まだ2週間の休みをキープしているよ。」 このところ フィンランド側との打ち合わせは 代表者M氏とすることが多く、 昨日は久しぶりに ログハウス設計担当のV氏と メールを交わしました。 フィンランドでは 通常4週間程度の休みがあり、 夏期に4週間 まとめてとる人もいれば、 V氏のように2週間を夏休み、 残りは他の季節にまとめてとか 数日単位で小分けにとか 年間休暇をとるようです。 昨年はとても忙しく、 ログハウスの構造設計をしているV氏は まるで日本人ビ...