2010-05

フィンランド見聞記

「オイバ・トイッカ」の展示会

ヘルシンキにある「デザイン・ミュージアム」にて フィンランドを代表するガラス工芸家 「オイバ・トイッカ」の展示会が始まりました。 トイッカ氏は ガラスデザイン界のおいては トップクラスのデザイナーで 1973年から作り続けている バードシリーズは特に有名ですね。 今回の展示会は 彼のイッタラ社での 活動50周年を記念しての開催。 開催期間は5月30日~9月19日 ちなみにこのデザインミュージアムは 1873年に設立され、 家具、家電、日用品などフィンランドデザインの膨大なコレクションは必...
ログハウスで自然暮らし

新緑のカラマツ林

金色に輝く 秋のカラマツ林は とても美しいのですが、 実は 新緑の季節も 魅力的なんです。 杉の林と 比べると カラマツ林は 光が差し込んで 明るく、 また 空に向かって 整然と伸びる幹もきれいです。 林の中を通り抜ける風は ここちよく、 ここには 人をひきつける 何かが あるようです。 カラマツを 好きな人は 多いようで、 ログハウスの庭に わざわ...
ログハウス徒然草

塗装も無事終えた観音堂ログハウス

毎度おなじみの 新潟県新発田市にある 千光寺・集会所 「観音堂」 です。 檀家さんたちが 「塗装やります」 と話してから 3ヶ月くらいが 経過しました。 今回訪れたら、 ちゃんと塗装は完了していました。 大きいログハウスなので 結構苦労したと思いますが、 しばらく手付かずだったので 心配してました。 (立ち寄るたびに 宴会開催の形跡や 外にビールケースや一升瓶が積上げてあるので、 集会所として 重宝されていることは 喜んでいましたが ・・・) 今回は 塗装の他に ログハウス外部の砂利敷きや 大きな庭石の配置、 外部階段の整備など いろいろ手をかけてくれ...
ログハウスで自然暮らし

山のログハウスで自然暮らし

ワラビ、 タラの芽、 コシアブラ、 ウド そして コゴミ、 先日 ログハウスのオーナーさんからいただいた メジャー級 有名どころの 山菜たちです。 定年後、 山にログハウスを セルフビルドされて ログハウス完成後は そこを拠点に 山暮らしを されている方も 多いです。 それまでは よく知らなかった山菜も 山暮らし仲間や 地...
ログハウス徒然草

岐阜県からログハウスオーナーさん来社

先週金曜日の朝、 オフィスに出勤すると すでに一台のトラックが とまっていました。 「お昼頃目安に・・・」 とおっしゃっていた 岐阜のログハウスオーナーさん、 夜中走って 早く到着したとのこと。 70歳代の後半になっても お元気で 活動的、 今回は テラス屋根増設の 材料調達のために わざわざ 新潟まで トラックを借りて 走っていらっしゃいました。 ログハウスで 趣味で打っているという 「手打ちうどん」、 ログハウス周辺で採ったという 「山菜」、 奥さまが手作りされた 「クッキー」 と 「パン」 ・・・ たくさんのお土産をかかえて オフィスに 入って...
フィンランド見聞記

エストニア ユーロ導入へ

ヘルシンキから 高速船で1時間半ほどと 近いエストニアの首都タリン。 ヘルシンキからの日帰り定番コースで、 旧市街は中世の街並みが残り 世界遺産に登録されている 魅力的な街。 観光以外でも 物価が安いタリンへは 買出しに出かけるヘルシンキ市民も 少なくないとか。 現在の通貨は エストニア・クローン(EKK)だが、 先日、EU=ヨーロッパ連合は エストニアがユーロを導入する準備が整った との考えを示し、 早ければ 2011年から ユーロ導入となり、 ユーロ圏は 17カ国になる見通し。 これからは 両替の手間...
ログハウス徒然草

内緒?のログハウス

13年くらい前に セルフビルドした 福島県のKさん宅に 遠回りして寄ってみました。 平日の昼間なので お留守でしたが、 家族の住宅として 長い間大事にされてきたログハウスであることは すぐ理解できました。 10年以上経てば それなりに古びてきます。 ですが ログハウスは 手入れさえすれば 「味のある建物」 として 決してみすぼらしく感じたり 流行遅れの建物と感じたりすることは ありません。 最初に Kさんと会って ログハウスキットの打ち合わせを始めた頃のことが 思い出されます。 私 「Kさんは建築屋さんですよね? すみませんが キートスは業者さんには お売りしていないんです...
ログハウスで自然暮らし

野鳥と過ごすログハウス週末

春は 自然界のいきものたちが 活発に動きまわります。 ログハウスでの暮らしでも 朝は野鳥のさえずりで 目が覚めるように なりました。 鳥たちが パートナーを求めて 梢の上で 美声を聞かせていたり、 枝から枝へと 飛び回って やわらかい新芽を さかんに つついていたり ・・・ 見ている人間にとっても なんだか 心ウキウキする 楽しい季節です。 こちらはよく ウグイスと間違わ...
ログハウス徒然草

定期的に届く ログハウスオーナーさんからのメール

今年は 春の訪れが 遅れ気味でしたが それでも 雪国の里山にも 春がやってきました。 「まだ 生きながらえて いますよ。」 いつも そういった書き出して メールをくださるのは キートスのログハウスを セルフビルドし、 その後 脳梗塞で リハビリ中の オーナーさん。 「今年の連休、 私は 1日から 6日まで 山のログハウスで 過ごしましたよ。 青森から友達が来て 2日ほど ログハウスにある温泉に入って 帰りました。 ログハウス周辺では やることが 結構あるのですが、 体の自由が 思うように 利かなくて・・・。 今年は 昨年と比べて ふらつきが多くなったような 気...
フィンランド見聞記

森と湖そしてログハウスのFINLAND  ― 学校まで50km ―

フィンランドの北部では 人口の減少により 学校が閉鎖されたり統合されたりして、 より遠くの学校へ通わなければならない子供が 増えているそうです。 現在、111人の小学生が 片道50km以上の小学校まで 車で通学し 今後10年間で ラップランドの僻地に住む生徒は3分の1に減少する と予想されています。 道路が真っ直ぐに伸び、 渋滞のないフィンランドといえども 片道50km以上とは・・・。   【 2010.5.12 】      Kiitos Log House