愛車の悲劇と頑張り

先週末 兵庫県へ出かけた際、 650kmの道のりを 年代物の愛車を駆って出かけました。

・・・が、 兵庫県にさしかかった時に 突然、高速道路上で愛車が止まってしまいました。

路肩に沿って停車し、 行き交う車ににらみ続けられながら 30分ほど休んだら

ノロノロと 時速20km位で動き始めました。

5~6km動いてはまた30分休憩。 これを3度繰り返して 高速道路を脱出しました。

こんな感じで、 執念でようやくログハウス部材の荷降ろし現場に到着し、 ともかく作業を開始&終了。

 

数年間 日本中を走り続けて 私と苦楽を共にした愛車です。

まだ18万kmしか走っていない愛車を 650kmも離れた兵庫に置き去りにしなければならないかと最悪なケースも覚悟しました。

すると 若いログハウスオーナーさんと

その友人たちが「ボンネットを開けてください」

と言って 車に集まって来られました。

 

みなさん車関係の仕事をされている方々で、

(何の仕事をされているかは伺っていませんでした)

愛車の状態を見てくださいました。

「原因ははっきり断言できませんが オーバーヒートです」 と言われ

「もしこれから あと650km 新潟まで帰るとしたら、 大量の水と、祈りが必要です。」

貴重なアドバイスに従って、 大量のペットボトルの水と 愛車を励ましながら 帰途につきました。

 

通常は7~8時間のドライブを、 時速80km平均で ”1時間走っては30分休む” を繰り返し、12時間以上かけて 奇跡的に新潟まで帰り着きました。

『この愛車は 生まれ変わって、 また日本中を駆け抜けることでしょう。 めでたし、めでたし。』

となるはずなんですが、 愛車のドクターいわく 、「今回はちょっと難しそうですよ・・・」


[ ログハウス徒然草 12.06.08 ] Kiitos Log House