気仙沼のセルフビルド現場以外にもう一軒ログハウスを訪れました。
2018年6月にログキットを納品した宮城県のユーザーさんです。

2018年の年末には完成検査も終了。
写真用のようの立派な大きな平屋住宅ですが、とても早く完成させました。
建築中は平日も仕事が終わった夕方からも数時間作業をしたそうで、
作業は順調に進んだそうです。
ユーザーさんは電気工事のお仕事のため、
建築における全くの素人では無いので、それも順調に進んだ要因でしょう。
平日午後の突然の訪問、
「ご不在なら外観写真だけでも撮影してくるように!」との指示を受けての訪問でしたが、
運良く旦那さんと奥さんが在宅されていて、
作業中と完成後の暮らしの感想をうかがうことができました。
「建築中に考えが変わって、いろいろ変更した所はあります。」
(それがセルフビルドの利点でもあります。構造など主要部分は変わってませんが)
「本当に快適に生活しています。薪ストーブも大活躍しています。
特に無垢の床板は暖かくて、床暖房などは必要ありません。」
(奥さん談-広々としたダイニング&リビングと、
部屋の中央に設置した薪ストーブで暖かいそうです。)
家族の一員のワンちゃんも快適に暮らしているようです。
「まだまだ完成していないんです。」
(巾木や細かい所の仕上げ作業がまだだそうですが、
生活するのは全く支障が無いのでいつになることやら。
もしかしたら完全に完成する日は来ないのかも知れません。)
テラス前には、車もでっかい Jeep が止まっていました。
「いろいろありまして、何となくこれかな、と Jeepにしました。
なんか家がこれで、何となくこれがいいかなと思って!。
ただガソリン仕様でリッター8kmくらいしか走りません。はっはっは。」
昔、外国車に乗ってキートスを訪問されたセルフビルダーさんも、
完成後にはパジェロに代わり、着るものも何となくアウトドアウェアに変った方も多くいます。
ログハウスはライフスタイルにまで影響を与えるものなのかも知れませんね。
セルフビルド中はあまり質問電話もなく、
完成したという報告のみをいただいていたユーザーさんですが、
ログハウスをセルフビルドしたことを喜んで話していただき、
かなりの回り道で立ち寄ったけれど本当に良かったと
満足して今回の1000km以上の旅を楽しく終えました。
( written by N )
[ ログハウス徒然草 20.07.03 ] Kiitos Log House