気仙沼にある若者のセルフビルド現場を視察して来ました。

今月半ばの岩手県への出張途中で、
このページで時々紹介している宮城県気仙沼市の現場に立ち寄ってきました。

セルフビルドでの建築作業は着々と進んでいました。

マンサードタイプ・ログハウスの全貌が見え、
2階床板施工も終わり、予定通りの進行状況です。(えらい、えらい)

 

 

ユーザーさんは、
「マンサードにして良かったです。
2階をキッチン&リビングで考えているので、十分な広さが確保できそうで、
想像していたより大きいです。」と大満足のようです。

ただ、マンサードの急勾配屋根は、屋根業者さん泣かせではありますが。

2階がリビング&ダイニングになるので、
屋根裏の断熱材にはスタイロフォームの100㎜厚を予定しています。

 

 

知人の大工さんにも
「こんなに厚いスタイロフォームは普通は使わないよ」と言われたそうですが、
価格も結構高いですが決断したそうです。

「まあ、自己満足です」とユーザーさん。

100㎜厚スタイロフォームの断熱効果は後日確認し、今後のサポートデータとしましょう。

 

 

このログハウスの外壁色は緑系で、この色使いのお客様は初めてです。

ユーザーさんも
「本当にこの色でいいのか、毎日悩みましたよ。
結構悩んで眠れない日もありましたが、
湾を望む立地でのログハウスにはとてもマッチしていて、
この色を選択して正解でした。」と納得しています。

私も同感です。

最近は「ログハウスは茶色」という考えが少しずつ変わってきているようで、
フィンランドのようにカラフルなログハウスが増えてくれば楽しいと感じます。

「地元の有志の応援も非常に多く有難いです」と話す通り、
要所〃の人手が必要な作業には、その都度助っ人が登場しているそうです。

「最初は、これで良いのか、間違っていないか、
この5㎜の隙間はどうすれば良いのかなど、毎日悩むことが多かったですが、

今はおおらかに、大勢に影響は無いと考えることができて
(適当にするということではなく)、順調に進んでいます。」

目標は8月末までに完成させることですが、何とかなりそうですね。

 

 

私も最初は「大丈夫かな?」とチョット不安でしたが、
今は立派なセルフビルダーです。

これからも頑張って!!

( written by N )

 


[ ログハウス徒然草 20.06.26 ]     Kiitos Log House