長野のセルフビルド現場からの近況報告

長野県でログハウス別荘をセルフビルドしているオーナーさんは
平日は仕事があるのでセルフビルド作業は休日のみ、
自宅から建築地は遠く距離があるので通うのに時間がかかる、
積雪地域であるため冬季は作業を一旦中断、そしてこの春のコロナ、、、

いろいろ困難なことがあっても、それを乗り越えて現在も作業を続けています。

そんなオーナーさんが近況報告と、
今までの作業を振り返った写真を送ってくれましたのでご紹介しましょう。

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この数ヵ月、コロナ騒動のさ中でしたが、
ログのセルフビルディングにつきましては遅々として進まない工事進捗に頭を抱えて、
不要不急の外出制限から抜け出して、一人大工工事を進めてきました。

昨年5月に業者さんにお願いしていた基礎の施工が終了してから(下写真)
1年が過ぎたというのに、未だに屋根材の敷設も終了していません。

 

 

1500mの地点で12月から3月上旬までは-10℃にもなる環境でしたので、
その間は工事を休止し、ようやく3月から工事再開しました。

4月までは夜になると雪が舞い、午前中の屋根工事は滑って危ないので
屋根材敷設以外の工事をメインに実施していました。

まずは、2階からの眺望を活かしたいので、
ロフト外のフラワーコーナーをテラスに改造したく、
まずはここに根太を施工してしまいました。

 

 

それから、ロフトに明かり採り窓が欲しくて、
屋根に三角屋根の出窓を二つ設置し、ついでに煙突も施工しました。

 

 

5月からはようやく屋根材工事を再開。

屋根下地材は、踏みしめてきた再利用した合板があまりに汚く膨れもあるので、
将来の屋根寿命を考えて、12mm合板の上に杉の野地板を張り、
その上に防水シートを張っていきました。

残念ながら、未だに屋根のアスファルトシングル張りは施工できておらず、
いよいよ梅雨に突入してしまいましたが、
何とか防水シートで雨は防げるようになってきましたので、窓設置工事を開始しました。

 

 

COBIT19の外出禁止も緩和されてきましたので、助っ人が多数来てくれて、
2日でほぼすべてのフィンランド窓設置を終えることができました。

 

 

梅雨明けから、いよいよアスファルトシングル張りを開始するつもりです。

これまで高所作業の連続でしたが、
最後まで事故の無いよう注意して屋根工事を完了させたいです。

 


[ ログハウス徒然草 20.07.07 ]     Kiitos Log House