ダブテイルノッチとログハウスらしくない家

オウル市郊外の湖畔に建築中のログハウス。

サウナハウスなので 窓がありませんが、 南側に湖が広がる絶景のロケーションです。

屋根は苔で覆われ、完成したら 自然にとけ込む素敵なログハウスになることでしょう。

このログハウス、「ノッチ(ログ交差)」の出っ張りがないことに お気づきになりましたか?

写真では 少しわかりにくいと思いますが、普通のログハウスでは ノッチ外部が20cm程飛び出しますが

このログハウスにはその飛び出しがなく スッキリしています。

 

拡大してみると こんな感じです。

 

これは 「dove tail」 と呼ばれるノッチ。

直訳すれば dove = 鳩、 tail = 尾  ですが日本では 「ありつぎ」 と呼ばれる手法で、最近は dove tail を使ったログハウスがフィンランドで 増えてきているようです。

ノッチの出っ張りがないと 内部もスッキリして 良さそうですが、

残念ながら 「地震の多い日本には おすすめできない」 とのことです。

 

フィンランドでは 昔、ログハウスは お金がなくても 森へ行って木を切ってくれば建てられた安価な家だったので

お金持ちは ログハウスに見えない家(ログハウス)を 建てたがったそうです。

現在はフィンランドでも 「ログハウスはお金持ちの家」 とのことですが、

ログハウスの利点は活かして 「構造はログハウス、でも外観はログハウスっぽくない」 という家が少なくありません。

そういえば、ヘルシンキにある古い建物を保存している公園には こんな建物も保存されていました。

ログ壁に レンガ模様を描いた ログハウス。 おもしろいですね・・・

 


[ フィンランド見聞記 15.10.30 ] Kiitos Log House