ログハウスメーカーのある「オウル市」をちょっとだけ紹介しましょう。
フィンランドの形は上の絵のように「ドレスを着た女性」に例えられます。
首都ヘルシンキがあるのはドレスの裾あたりで、
オウル市は女性のウェストあたりに位置します。
「エアーギター世界選手権」の開催地としても知られていますが、
ハイテク産業が盛んで教育にも力を入れているので
オウル大学には日本人も多く留学しています。
(ちなみに、宮城県仙台市とオウル市は国際産業振興協定を結び、交流があります。)
オウルは「タール」の生産で栄えた街でもあり、
お土産としてタールの石鹸なども売っています。
私達は初日訪れたフィンランド伝統料理のレストランで
タールが入ったパンをいただきました。
味があっておいしかったですが、
翌日ログ会社のオフィスで積算担当のPさんにその話をすると
「え~?」と言って顔をしかめてましたから
どうやら今はあまりポピュラーではなさそうです。(笑)
オウルの街写真は今までキートスの「フィンランド情報」ページで
何回か紹介したことがありますが、
日本人からするとオウルの街全体が小さく、
繁華街であってもなんとなく寂しい気がします。
フィンランドの大都会・ヘルシンキでさえ端から端まで歩いて行けそうな程度ですから、
オウルはフィンランドで4~6番目の大きさの都市、やっぱりこじんまりしています。
古い建物を大切に使っているので2階建て程度の木造建築物が目につきますが、
もちろん高いビルもあって、夕方には たくさんの若者もみかけました。
(道路を石畳に変える工事、手作業で大変そうです。)
( 2013年「クリスマスシーズン」で紹介した同じ場所)
日本人からすれば なんとなく田舎街に見えるオウル市ですが、
ハイテクの街でもあり、フィンランドの中でも急成長する都市として
注目を浴びているようです。
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[ フィンランド見聞記 15.10.09 ] Kiitos Log House