「 ふきのとう 」 は、 春の訪れを告げる 山菜だ。
3月になると 「 そろそろ 出ているかな? 」 と考えるが
実は 意外に早い時期から 収穫できる 山菜なのだ。
2月、 雪の下では すでに ふきのとうが 地面から 顔を出している。
だから 雪解けとともに 地面に ふきのとうが 現れるわけだ。
2月末頃になると 日当たりの良い 土手などで
農家のお母さんらしい人たちが 農作業の合い間に
下を向きながら 土手を歩いている姿を 見かける。
雪が解けた場所で ふきのとうを 探しているのだろう。
ふきのとうは 素人でも 簡単に見つけられるので 、 多くの人が ふきのとう摘みを 楽しむ。
自分で食べる量だけを 採ればいいが、 山菜採りの楽しさは 「食する」 以上に 「採る」 ことにあり、
ついつい 必要以上に 採ってしまうものだ。 だから 年々 数が 減ってしまう。
「最近 みんなが 採りに来るから 随分 減ってしまった・・・」 と 嘆く人達も多い。
でも 嘆いている人達の中には 必要以上に 採ってしまって
数を減らす原因を 自身も作っていることに 気がついていない人も 多い。
ログハウスを田舎に建てて 山菜採りを 楽しまれる方も 多くなったが、
この春 山菜採りをする際に 自分が必要以上の量を採っていないか 再確認することも
「 ログハウスで自然暮らし 」 を するうえで 大切なことだと 思う。
[ ログハウスで自然暮らし 10.03.05 ]