フィンランドの学校では 夏休みや冬休み以外に
「スキー休暇」 というものがあります。
地域によって 少しずつ日をずらして設定されるため
スキー場が 一時に混雑するということもなく
家族でゆったり 楽しめるようです。
もちろん 子供たちがお休みなので、
大人たちも大抵 それに合わせて 職場から休暇をとります。
キートスのログキットを加工しているフィンランド工場のある地域では 今スキー休暇の時期で
設計担当Ｖ氏も 先週一週間 冬休みをとっていました。
今日から職場復帰のＶ氏からは 「いい休日だったけれど 寒すぎだ。 夜は マイナス２７度だったよ。」
とメールが入っていました。 「今日からまた 仕事頑張るからね！」 とも。
フィンランド工場経営者Ｍ氏の家族も 先週はスキー休暇でしたが、
さすがに経営者のＭ氏は 長期休暇をとるわけにもいかず、 「でも家族から ブーイングがでそうだから」 と
「木曜日から週末にかけて 休日用コテージで過ごすよ」 と連絡が入っていました。
「コテージから木材仕入先の会社が近くなので、 休暇中に打ち合わせに行ってくる。
息子と妻は いい顔しないかも しれないけれどね。」
このところ 木材の入荷遅れが原因で ログキットの出荷スケジュールも遅れています。
「長期休暇がたくさんあって うらやましいけれど、 いつ仕事するの?」 と 私たち日本人が思ってしまうフィンランドでも
さすがに 経営者にとっては、 長期休暇を そんなに楽しんでばかりは いられないようです。
そういう意味では 日本も フィンランドも 同じようですね。
［ フィンランド見聞記 13.03.11 ］ Ｋｉｉｔｏｓ Ｌｏｇ Ｈｏ
