― フィンランド元大統領がノーベル平和賞 ―
フィンランド元大統領 マルッティ・アハティサーリ(Martti Ahtisaari)氏は
ノーベル平和賞を受賞しています。
アハティサーリ元大統領は 特にナミビア、アチェ地方、コソボ、
イラク、北アイルランド、中央アジア、アフリカなどでの和平交渉に尽力。
元大統領は その前にもノーベル平和賞の受賞候補者として
名前が挙がっていましたが、
その時は 「時期早々」として自ら辞退されたとか。
マルッティ・アハティサーリ(Martti Ahtisaari)
1937年、当時はフィンランド領だったヴィープリ(Viipuri)市生まれ。
1960年にからパキスタンを皮切りに海外で活躍し、1965年に外務省に入省。
1973年には当時最年少の大使(タンザニア大使)に就任。
1977年以降は国際連合に活躍の場を移す。
1994年、フィンランドで初めて行われた直接選挙によって、第10代のフィンランド大統領に就任。
1期6年の任期を務める。
2000年以降は世界の多くの紛争地で和平活動に尽力を尽くす。
2008年10月3日ユネスコ平和賞を受賞。