この春にログキットを納品したオーナーさんの セルフビルド現場(千葉県)を 訪問しました。
近くにアパートを借りて ご夫婦二人だけでセルフビルドを
続け、 もう少しで完成というところです。
「冬までには引越しをしたい。」 と 気合も充分。
ログハウスキットを納品してから 全くと言っていいほど
質問のお電話もなく、 本当は 「大丈夫なのかな?」
「怪我や病気になって作業を中断しているのでは?」
と 少し心配もしていましたが、
「元気で 順調に頑張っています」 とのことで、 安心しました。
お会いした際に、 今までのセルフビルドについて
楽しそうに話してくださいましたが、 ご夫婦二人だけの作業だけに 苦労も多かったようです。
ログ組み作業もさることながら、 一番は 大変重い屋根垂木を奥さんが持ち上げ、
高い棟木上で 旦那さんが引き上げながらの屋根垂木掛けが 辛かったそうです。
建物のすぐ脇に道路が通っていて 万一垂木を落としたら 大変なことになってしまうので、
落下防止のネットを張ったり、 電動ウインチを買って活用したり、 いろいろ工夫したそうです。
屋根仕上げもフィンランド鉄板ではなく 一般的な鉄板横葺き作業を材料を買って 自分で施工したそうで
本当に感心しました。 (その時も電動ウインチは活躍したそうです。)
「夫婦二人のセルフビルドのため、 作業中にアイデアが浮かびプランがころころ変わるので、
結構 腕組みして考える時間が多くなりました。 」 と話され、 追加のサッシ窓やフルユニットバス
(これも自分で組み立てるそうです)などは ネットを活用して 安価に入手されたそうです。
ログハウスを夫婦で建築することにこだわり、 楽しんでくださっているようすが感じられ
キートス冥利につきると 本当に感動しながら 新潟に戻ってまいりました。
「いろいろ有難うございます。」とおっしゃてくださいましたが、 こちらこそ、 本当にありがとうございました。
[ ログハウス徒然草 12.11.14 ] Kiitos Log House