秋、ログハウスの建つ庭。そこから森へと続く広大な草むら・・・
そこには足の踏み場のないほど真っ赤なリンゴンベリーの実が!♪
フィンランドはまさに ベリー大国!!
これは先日フィンランドのログハウス工場のボスから送られてきた リンゴンベリーの写真、
彼の家の周辺では採っても、採っても採りきれないほど自生しているそうです。
フィンランドでは 秋になると森にベリー摘みに出かけるのを楽しみにしている人も多く
老若男女問わずだれでも簡単に摘み取れるので 家族揃って森へ出かけます。
フィンランドの野生ベリーは種類も豊富で、採れる時期も少しずつずれているので 長い期間収穫を楽しめます。
7月にはイチゴ、8月になるとブルーベリー、ラズベリーと続き、9月になるとこのリンゴンベリーが熟します。
リンゴンベリー、日本でも山で見かけることのある『こけもも』の一種で、
赤い小さな実が可愛らしいのですが、そのまま食べると少~し苦味があります。
フィンランドの土壌との相性も良く、丈夫なので
ちょっと森に入ればバケツ何杯も。というぐあいに大量に採れます。日本じゃ考えられませんね!!
家族みんなで長靴履いて、バケツを手に森に入り、摘んだベリーはジャムやジュースにしたり、
冷凍保存にして冬の楽しみになります。
秋はハイキングにも良い季節。
フィンランドでは野生のベリーやきのこなどは国立公園やたとえ私有地であっても、
誰でも自由に採って良いという法律があります。 いかにもフィンランド的ですね!!
収穫した果実は冷凍保存したり、ミキサーにかけソース状にしたり、ジャムにしたりするのですが、
甘酸っぱい味は肉料理との相性もバッチリ♪
リンゴンベリージャムは トナカイ肉と合わせると 最高に美味しいとのことですよ。
摘み立て、出来立てのベリーソースをからめた トナカイ肉の家庭料理、一度味わってみたい・・・
[ フィンランド見聞記 11.11.10 ] Kiitos Log House