暮らし

フィンランド見聞記

スキー休暇。

   2月後半から3月の初めにかけて フィンランドでは Hiihtoloma (スキー休暇) なるものがあります。 このスキー休暇は 1週間の休みで、 フィンランドの北部、中部、南部と 大きく三つに分け 主に 子供たち(学校)を 対象にしているようですが、 大人も 職場が休みになったり 順番に休みをとることも あるそうです。 地域を分けることによって 渋滞や人ごみを避けることができるのは 合理的な考えのフィンランドらしいシステムですね。 スキー休暇といっても スキー場には行かずに 暖かいところへ旅行に出かける家族も 多いのだとか・・・。 ログ...
フィンランド見聞記

雪だるま・・・お国変われば。

日本では 新年早々 西日本などで 記録的な大雪となりました。 大人は大変ですが、 子供たちは さっそく雪だるまなどを作って 遊んだことでしょう。    さて、 その雪だるまといえば 丸い胴体と丸い頭の上下2段ですよね。 でも、 フィンランドは ちょっと違って 3段が普通なのだとか・・・ ところ変わればですね。 ログハウス工場のあるフィンランド中部では 真冬のこの時期、 雪だるまを作りたくても できないそうです。 氷点下10度くらいになると 雪がサラサラで、 雪のボールが固まらず 雪だるまを作るのは、 気温が上がる冬の初めと終わりごろだけ ということで...
フィンランド見聞記

これもフィンランドデザイン。

 フィンランドといえば 北欧デザイン、ノキア、ログハウス、サンタクロース、オーロラ、ムーミン、かもめ食堂・・・・・・などなど 色々なものが頭に浮かびますが、まだまだ世界に誇るものがあるんです! 今回は 「Rapala」 のルアー。  「ラパラ」 といえばルアーの代名詞。 ルアー釣り愛好者なら 誰でも一個は ラパラを 持っているはずである。 1936年 フィンランドに住む漁師のラウリ・ラパラが コルクを削ったボディに チーズの銀紙を巻きつけて 完成させた第一号のルアー、 それは 驚くべき釣果をもたらすものであり 釣りの世界で フィンランドデザイ...
フィンランド見聞記

グリーティング切手。

   コンビニの店頭などで クリスマスカードや年賀状を 見かける季節になりましたね。 今年のクリスマスカード用に グリーティング切手が 発行されました。 「冬のグリーティング」 ということで、 日本とフィンランド共同発行 ということです。 人気イラストレーターや絵本作家などのイラストが 雰囲気を盛り上げています。 写真中央の切手デザインは、 フィンランドの トンミ・ヴァリスト氏。 1973年生まれで フィンランドの広告デザイン大賞などを受賞し、 現在活躍中のイラストレーターです。 こういう切手の貼ってあるカードが ポストに入っていると 嬉しくなりま...
フィンランド見聞記

FINLANDの生活  ― セキュリティ ―

 フィンランドでの最近のニュースから。 フィンランドでは 2007年に中高等学校で 銃乱射により8人が亡くなり 翌2008年にも職業訓練校で 同じような事件が発生し、11人が死亡していることから 9月の新学期が始まり、 各学校では 学校内のセキュリティを 強化しているとのこと。    南部のとある高校では、生徒が ICカードを使って 校内に入り、 監視カメラのもとで コートやカバンをロッカーに置く決まりがあり、 生徒達は 教室内でも常に監視カメラのもとに 置かれているのだとか。 ここまでしなければならない世の中とは 日本でも いずれそうなるので...
フィンランド見聞記

ココが似てるよフィンランド人.その2

ココが似てるよ フィンランド人. その2 フィンランドの住宅では 「玄関ポーチ」 があります。 厳密には 日本的な玄関ポーチや玄関土間というような感じではないですが、 住宅の入り口には 「靴」 を脱ぐスペースが 必ずあります。 まず家の上がり口で靴を脱いで もう一枚室内ドアを開けて、 室内に入るという習慣が 日本と同じです。 場合によっては 3畳か4.5畳くらいのスペースで 簡単なベンチが設置してあり 座ってブーツを脱ぐ、 外套を着たり脱いだりする、 冬はしっかりそこで身支度をして寒い外に出る など いわゆる風除室のような感じでしょうか。 そ...
フィンランド見聞記

フィンランドの家にも “モスキートネット”

9月に入っても 真夏のような暑さ、 今年ほど 秋の訪れを 待ち焦がれる年も 珍しいかもしれませんね。 フィンランドでも この夏は 30度を越える暑い日が続きました。 北欧のフィンランド人にとっては 気温が30度を超えるなんて 耐えられないことらしいです。 「やっと 暑さのピークが 通り過ぎて 普段の生活に戻ったよ」 と言ってるのは ログハウスのフィンランド工場代表者、 「今年の夏は 本当に暑かった。 ロフトに 家族の寝室があるのだが 夜は暑くて 寝られない。 それで 自分たち夫婦はガレージハウスで、 子供たちは バルコニーにテントを張って 寝ていた...
フィンランド見聞記

― ファミリーで登山 ― 

「夏休み中に 家族と 山へ登ったよ、 フィンランドで 2番目に高い山 ” Saana ” でもね、 標高は たった 1000m なんだ.... 頂上からは スウェーデンとか ノルウェー方面が見えて とてもいい眺めだ。 家族みんなで 山に登ったり 移動したりするのは ちょっと大変なんだけれど 最近は 上の子供たちが大きくなって 一緒に来なくなったから 以前よりは ラクになったね。」 前回に引き続き フィンランドのログハウス工場代表者の夏休み、 家族を大切にする フィンランドでも 子供達は大きくなると 親と一緒に旅行しなくなるんですね...
フィンランド見聞記

― フィンランドの明るい夜中 ―

みなさんは お盆休みは どのように過ごされましたか? フィンランドの夏季休暇は 2~3週間まとめてとって 家族と過ごす人が多いようです。 キートスのログハウス部材キットの加工担当である フィンランド工場の代表者から 7月後半に家族と過ごした 夏季休暇の写真が届きました。   今年はフィンランドでも 30度を越える暑い日々が続いたので、 彼の一家は 暑さを逃れるために ラップランドで 休日を過ごしたそうです。 北欧の夏は ご存知のように 太陽が沈んでいる時間がほとんどない 白夜、 この写真が撮られた時刻は 午後11時20分、 まだ 夕方の雰囲気です...
フィンランド見聞記

 世界一難しい数独 ―

あらかじめ入れられている数字をヒントに、9x9のマスに数字を入れてゆくパズル 「数独」 いたってシンプルなルールで世界中で人気のパズルです。 さて、下のパズル。何の変哲も無い よくある「数独」の問題に見えますが・・・ 軽い気持ちで取り掛かっては大変なことになります!!  この問題はフィンランドの数学者Art Inkala氏が作成したもので、解が一つだけ存在し「当てずっぽう」 ではなく、「論理」だけで全てのマスを埋めることができる「正しい数独」のなかで限りなく難しい 「世界一難しい数独」を作り出すことに成功した。ということで話題になっています。 In...