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フィンランド見聞記

クリスマス限定・・・グロッギ。

11月も中旬を過ぎ フィンランドでは マイナスの気温の日が 多くなってきています。 ということで、体が温まる 「グロッギ」 という冬の飲み物。 これは フィンランドや スウェーデンなど 冬が長く 寒い北欧に 欠かせない飲み物で シナモンやカルダモンなどの香りが漂い、 飲めば 体がポカポカしてくる ホットワインなのです。 作り方は簡単で、 赤ワインに砂糖、干しぶどう、オレンジジュース、シナモン、クローブ ・・・などを入れ 煮立たせないようにあたためる だけ、 クリスマスシーズンには 欠かせないものとなっています。 ...
フィンランド見聞記

続サルミアッキ SALMIAKKI 

以前このコーナーで紹介した フィンランドの国民的お菓子 「サルミアッキ」 かつて 日本のテレビ番組が 「世界一まずい飴」 として紹介するほど 日本人の口に合わない食べ物・・・。 今回は Fazer社の 「Pantteri」 というサルミアッキ。 Pantteri=Panther=豹ということですね。 なぜ豹なのか・・・?は不明ですが、 強そうなイメージのパッケージが カッコイイですね。 1965年の発売以来 根強い人気を誇っているこのサルミアッキ、 他のサルミアッキ同様 食感はちょっと固めのグミだが、 味は あの強...
フィンランド見聞記

フィンランドの夏の味

フィンランドの夏に欠かせないもの・・・・・・ 「 ザリガニ 」 日本では 食用としてはなじみの薄いザリガニですが、 そのザリガヌ漁が いよいよ解禁! フィンランドでは 7月の解禁を 首を長くして待ちわびる人たちも 少なくないとか。 このザリガニの旬は 夏の間だけで、 特にフィンランドとスウェーデンなどで よく食べられているようです。 調理方法は 塩とハーブで茹でるだけ、 味はカニに似て とても美味しく シンプルにレモンを絞ったり、 サワークリームをつけて 食べたりするのが フィンランド流。 友人などを呼んでのザリガニパーティも ...
フィンランド見聞記

フィンランド人が大好きな SALMIAKKI

先日 フィンランドから キャラメルのような箱が 送られてきた。 SALMIAKKI = サルミアッキ フィンランドでは 子供から大人までよく食べ、 国民食 といっていいほどのお菓子。 しかし ・・・ 日本では かつて 探偵ナイトスクープ という番組が、 この食べ物を 「世界一不味い飴」 として紹介するほど 日本人の口には合わない 食べ物の代表です。 まず 見た目が真っ黒で 口に入れるには 違和感があり、 食感は 飴というより ちょっと固めのグミ といった感じでしょうか。 ...
フィンランド見聞記

フィンランド人とアイスクリーム

今日は 「アイスクリーム」 のお話。 まだ アイスクリームの話題には 少し早い気もしますが、、、 なんと フィンランドでは このアイスクリームの消費量が ヨーロッパで一番なのだとか。 冬の寒さが半端でないフィンランドで アイスクリームが大量に消費されているなんて・・・ 意外ですね。 子供だけでなく 大人の男性も 甘いアイスクリームが 大好きなフィンランド人 暖房の効いたログハウスの中で ぺろぺろやっている のでしょうかねぇ・・・ あぁ・・・ アイスクリームが 食べたくなった!? [ フィンランド見聞記 10....
フィンランド見聞記

2月に楽しむ Runebergintorttu (ルーネベリタルト)

明日 2月3日は 日本では節分、 暦の上では もう春ですが まだまだ寒く、 都心でも 雪が降り、怪我人も出たと ニュースで伝えていましたね。 日本で 節分といえば、 最近は「恵方巻」が 期間限定の食べ物として 定着しているようですが、 フィンランドでも この時期の限定物が あります。 それは 2月5日に食べる 「Runebergintorttu=ルーネベリタルト」 というお菓子で、 フィンランド国歌の歌詞を書いた 国民的詩人 J.L.Runeberg(1804-1877)の奥さんが考案し、 ルーネベリも大好きだったよう...
フィンランド見聞記

フィンランドはイチゴの季節

森と湖とログハウスの国フィンランドでは 夏至祭のこの時期、イチゴの季節を迎えています。 しかし、ここのところ気温が低かったため 例年より出荷が遅れそうとのこと、 南部では出回り始めたようですが、 中部では7月に入ってから、 北部ではさらに遅れて旬を迎えそうです。 いっぽう、今年はブルーベリーが 豊作との予想。 ちなみに、日本でのイチゴは 本来5月頃が旬なのですが 現在ではハウス栽培が大半で、12月から3月頃が 旬で冬の食べ物といったところ。 イチゴはデリケートな果物で 病気にかかりやすいので ハ...