冬は笹の葉っぱがウサギの糧

 

 

平地では ふきのとう が 顔をのぞかせる 季節になったが、

山の上の3月は、 まだまだ 冬山である。

積雪も多く 芽吹きも まだもう少し 先のこと。

 

スノーシューをはいて 山を歩くと、ウサギの足跡に よく出会う。

よく見ると 足跡が 笹から 笹へと 移動している。

雪の下から出ている 笹の葉を 冬の食糧と しているようだ。

 

笹の葉は 見るからに かたそうで おいしくなさそうだが、 食糧が乏しい冬は こんなものまだ食べているのだ。

野生の猿や鹿が 冬の間 木の皮を削って 食料にしているのと同じだ。

葉っぱが 茶色くなって 枯れた部分は 下に捨ててあった。  さすがに こちらは食糧として 不向きのようだ。

 

「週末の田舎暮らし」 の拠点にしている ログハウス周辺では 木の芽も 少し膨らんできた。  

今年は 雪どけが 早くなりそうだ。

ログハウスの近くで見つける 動物の足跡も 気のせいか 少し活発になった。

 

 


[ ログハウスで自然暮らし 10.03.09 ]