ログハウス部材キット到着からもうすぐ2年、今もセルフビルド中です。(長野)

「キートスさんからフィンランドログを納入してもらい、そろそろ2年になります。」

長野県でログハウス別荘をセルフビルド中のオーナーさんが近況報告を送ってくれました。
このオーナーさんも銀行融資がないので、マイペースでセルフビルドを進めています。

「自宅から東京都心を抜け、『他県をまたぐ不要不急の移動は避けよ!』という中でも、
こちら、必要緊急です と心に呟いて、片道約4時間のドライブを2年間、
月に週末の2~3回、現地で施工を続けてきました。」

 

 

「昨年の冬前に、ようやく屋根葺きを修了し、
現在は電気ケーブル引きと一階床施工、妻壁の内壁設置などを進めるに至っています。

特に掃き出し窓の設置は、とても重くて、さらにシルログや土台板のカット、
おまけにアンカーボルトもカットしなければならず、結構大変な工事でした。」

 

 

「電気工事も結構難解で、まず電気工事士2種のお受験、
合格をもってケーブル引きを行うも、
ログ組中にケーブル穴に通していた紐類は全てログ組のときに何かに挟まったようで、
一つとして動くものはなし。

それで泣く泣く番線を上から突いて何とか電気穴に貫通させ、
それに針金をつけ、更にケーブルをつないで引っ張ったりして、大騒動でした。」

 

 

「電気配線図など書いたこともないが、あれやこれや照明やコンセント、スイッチ類
などを図面に満載して、それ故に床下はケーブルの大河と化し、今にも間違えそう。」

 

 

「失敗事例は数知れず、
先日はロフト中央とテラス上部の柱の設置を未だにしていないことに気づき、
急遽柱を設置・・・。失敗事例だけで、本が書けそうです。

そんなこんなで、挫折しそうになっていますが、
手伝ってくれる仲間たちのおかげで何とかここまで来れました。」

一般的にログオーナーさん達は建築素人なので、失敗することもあります。
でもセトリング対策などの重要な部分はみなさんキートスに質問されてきますので
大きな失敗はなさそうです。

セルフビルドでの数々の失敗も、そしてコロナ感染対策をしながらの現場通いも
ログハウス完成後にはみなさん「良い思い出」になるようですよ。

内装作業はボチボチしか進まないため気持ちがめげることもあると思いますが、
最後まで楽しめるペースで無理なく作業を続けてくださいね。

 


[ ログハウス建築現場から 21.04.14 ]     Kiitos Log House