1.田舎暮らしを考える


田舎暮らしの候補地


元々は田舎出身なので、目の前に田んぼ、森、大きい公園があり、子供の頃はカブトムシが夕方の外灯に集まってきて捕まえたのを思い出します。

やはり「将来は田舎と隣り合わせの生活が良いなあ」と考えたのが約20年前です。

最初は新潟の湯沢や群馬の水上でリゾートマンションを買ったりしたけど、なんかしっくりこない。

自分で家を建てようと考えたのは今から10年前。
ちょうど東日本大震災が起き、直後の食糧不足、帰宅難民に陥り、ようやく家(マンション)に帰ったと思ったら、上位階の給湯タンク破裂により私の住んでいる部屋が洪水状態でした。

これが災害時の居住を考え始めるきっかけです。

本当の田舎暮らしはかなり大変なので、資金に余裕があれば別荘的な感じをイメージしました。

居住のポイントは、

・交通、ある程度のスーパーが車で5分圏内にあること

・周りが殺風景で住宅が密集していないこと

・地震に強く、川などの氾濫が起きにくいこと

・森で近くに小川が流れていること

・真冬でも車で行けるところ

・リゾート地にありがちな管理費が不要なところ

ある程度の妥協が必要なのは分かっているので、なるべく条件に合うような土地を探しました。

車で2時間圏内の物件をネットや現地の不動産屋を見て回ったのですが、不動産屋は勧誘が強引だったり、説明不足だったり、とにかく買わないと損と言ってくる感じでしたね。

たまたまネットのブログで那須に土地を買った時の様子が書かれていて、ブログ内に書かれていた不動産屋にダメもとで行ってみました。

ブログに書かれていた通り、ネットで検索しても出て来ない商売っ気が全然ない不動産屋さんで、強引さは全くなく、売る気があるようなないような感じです。

それでいて物件の情報に嘘はなく、的確にメリットデメリットを隠さず話す。

気に入った土地で「値段はかなり高いが買いたい」と言ってもすぐには売ってくれず、「一週間じっくり考えろっ」と言われて待ってたら、その間に値段交渉してくれて、自分の希望額にほぼ近い価格でまとめてくれたり。




その不動産屋さんに紹介してもらって今の土地にいきつきました。




 

ログハウスの検討


その後結婚して子供もできたので、自然素材を生かしてログハウスにしようと決めてました。
もちろん私の頭に描いているだけで、嫁にはこの時点で話してませんが。

ただ、ネットで検索したログハウスメーカーは全て施工費込みだったのです。
実際にメーカーまで足を運んでモデルルームを何度も見ました。

ただ、正直どこまでできるか分からないけど、どうせ家を建てるなら自分らでやってみたい思いはありました。

ネットで「ログハウス セルフビルド」で検索すると、必ずキートスさんが現れるんです。

ホームページを何度も見て目線がユーザー向けだと確信し、さっそくパンフレットを希望・・・

パンフレットってお金かかるの???
どれだけキートスってセコイ会社なんだ、というのが最初の印象。

自分の頭の中にログハウスのイメージをして、キットは「GP-88」。
そして室内空間を大きくしたいので「外付けバスルーム」をプラス。

さっそくキートスさんに電話連絡して購入の意思を伝えると、
「家族3人なら大きすぎるからやめておきな。GP-76くらいが別荘としてはちょうどいいよ。外付けバスルームも組み立ては大変になるからやめた方がいいよ」

最初の会話がこれでした。
まるで那須の売る気のない不動産屋さんに出会った感じです。

最終的に今の「GP-78」に落ち着きました。
いろいろアドバイスをもらって考えを見直して、今の大きさになりました。

そしてテラス屋根とバルコニーを追加し、テラス柱は「丸柱」にしてもらいました。

また、居住性を考えて1階に1段、ロフトに4段のログ積み増しもしました。




外付けバスルールを断られたおかげで、違う発想になりました。

露天風呂です。
これは家が完成してから気長に作る予定です。

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