[ キートスのセルフビルダー達 ]

３．できることは自分で

基礎工事

基礎は地元業者さんにお願いしました。

ログキット到着する前に基礎は完成しましたが、テラス部分のところで意思の疎通がうまくいかず、後日テラス基礎は自分で作ることになりました。

イメージをしっかり伝えることはとても大事です。

土台敷きが終わったところ

ログ組み

作業は基本的に一人でやっていて、時々両親や友人に手伝いに来てもらっていました。

一人の時はログ材を探す作業がなかなか大変でした。
探している材が下の方にあると、上を全部どかしながら引き出さないといけないので時間を取られました。

はめ間違いや窓上のログがはまらない、2階の根太を掛けるときに滑って下に落とすなどのトラブルもありました。

そして上に積めば積むほど乗せるのも大変になり、2階部分の長いログはさすがに一人では無理で、友人と2人でなんとか力技で持ち上げました。

妻壁〜屋根下地

妻壁パネル作成時、最初はログパネルではなく屋根外部野地板を張ってしまいました。その取り外しが大変でした。

パネル作成は真っすぐなのを選んでも少しづつずれてきたりするので、なかなか気を遣う作業でした。

棟上には私の両親と友人が手伝ってくれました。
上手にやってくれて、パネル立ち上げから棟上げまでは半日もかからずに終わりました。

その後の屋根垂木の作業は一人ではつらいものがあるので、友人が来てくれた時に一気に乗せました。

野地板も知り合いの方が手伝ってくれた時はやっぱり進みが早くて助かりましたが、 一人の時はいったん板を置く場所などを作りながらの作業なのでなかなか大変でした。

屋根仕上

屋根はガルバリウム鋼板を乗せました。

施工してくれる板金屋さんがなかなか見つからず少し苦戦しましたが、最終的には良い業者さんに出会えました。

屋根材を乗せる前の段階で手直しする部分を手伝ってくれたり、屋根下地の端部分が真っすぐじゃない所もありましたが、何となくの雰囲気で合わせてやってくれました。

建材屋さんなどを紹介してくれたりと、いろいろ教えてくれました。

 

外壁塗装

家族みんなで頑張って塗装をしました。

個人的には一番大変な作業で、１ヶ月以上かかったよう気がします。

仕上がりは想定通りですが、微妙にまだ塗ってなかったりする場所もあります…

テラスもみんなで塗装しましたが、テラス施工では長女が大活躍で、インパクトを使ってビス止めもしてくれてました。

電気&設備工事

業者依頼の工事については見積もりを取りましたが、ほぼほぼスムーズに進みました。

給排水設備は、いろいろ教えてもらったり助けてもらったりしながらやれました。

排水をつなぐ部分で町と少しもめましたが、上手く対処してくれました。


電気工事は妻の知人にアドバイスをもらいながら、できるところを自分でやりました。

自分で図面を引いたりして、見てもらいアドバイスをいただきました。

とても丁寧に対応していただき感謝しております。

内装工事

内装では子供たちが活躍しました。

断熱材を取ってもらったり、天井板を抑えてもらったりと、一人ではやりきれない部分のサポートをしてくれました。

断熱材は地味に大変･･･

特に苦労したのは２階部分で、床高さ合わせがなかなか決まらず悩みました。

床板施工は1日で数メートル進む程度で、時間がかかりました。

コロナ禍で学校がお休みになった時、小学生の娘は現場で自習していましたが、作業手伝いもしてくれました。

ロフト手摺り

２階ベランダ手摺り

手摺りはもうちょっとデザイン性を持たせたら楽しいのでしょうが、思いつかず、シンプルなものになっています。

階段は支給された部材の長さが足りず、フィンランドから新しく送ってもらいました。(完了検査後に届き、交換しました)

側板に踏み板をはめ込むのが大変でした。

組み立てた階段は2階からおろして設置しましたが、こちらも力業でした。
こういう力業の時は友人がいないと無理だったと思います。

キッチン

キッチンは自分で作りました。

コロナの影響で中国からの物流が止まってしまったのでシンクが届かず、急遽IKEAでシンクを買いました。

その他の設備

洗面台も自作しました。

トイレは自分で買って、設置は業者さんに依頼。

お風呂は建材屋さんが一番安かったので、そちらでお願いしました。

失敗談としては、お風呂の基礎部分と断熱の部分をもう少し上手く出来なかったかなぁと思います。

後回しにした細かい部分などがあり、そこは手つかずになってしまいがちですが、その時にちゃんとやるのが良かったです。

ソーラーパネルも設置しました。

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