6.ログ組み-1階部分


ジンギスカン鍋でスタミナUP!

( ログ積み準備 )


夏休み、いよいよログ積み開始。
応援隊も充実してきて、うれしい限りです。

ログ積み前に、前回未完了だった テラス床張り、外付けバストイレの土台を実施。

山仲間のUと三男(年齢差30歳)の初対面二人組による作業はすぐに意気投合し、あっという間にテラス床完成!


 

外付けバス・トイレ部分(在来工法にて建築予定)の土台工事もこの調子でいくぞ!と思いきや、ホゾ穴を開ける「カクノミ盤」(ヤフオクで5,000円)でトラブル発生 (涙)・・・

この日はここまでにして・・

山仲間Uから差し入れの南部鉄製の高級(?)ジンギスカン鍋を使って、焼肉パーティー開催!


 

翌日、手作業でノミを使ったホゾ穴補修を行い、無事外付け土台の設置・仮床を施設しました。


 


「ちから技?」

( シルログ )


シルログ設置は、山仲間U、若い設計士Hさん、三男と私の計4人で人手がある時に開始できました。




でも何本かのログのよじれがひどくて、どうしてもまっすぐに設置できませんでした。

そこでキートスに相談の電話をすると、
「力技で何とかしてください!」とのアドバイス。

それまでキートスから何かすばらしいアドバイスがあることを期待していた面々は、「力技ですか?」という私の電話対応を聞いていて、これから始まるログ積みの何たるかを瞬時に理解したようでした。

当然、シルログは力技で何とかしました!

ただし、対角線の寸法がなかなか合わず、2日掛りの調整となり、最後は1mm程度の誤差で収めることが出来ました。




一人でのログ積み作業も何回か行い、窓枠やドアの上部ログがなかなか収まらないケースがありました。

このときは、「力技その2」ということでホームセンターでウインチ(1,980円)を2ケ購入し、窓枠等引っ張り矯正しながらログをはめ込むことで解決しました。

また、人手のあるときに次に使用するログを仮床にまとめて配置しておくことで、一人作業の作業効率は格段に良くなりました。


若い力

( 1階ログ壁 )


息子たち、友人の協力もあって、ログ積は順調でした。




在来工法ですと、間柱、筋交い、窓枠、防湿シート、外壁、断熱工事・・・などこれからが大変なのですが、ログ積みだと一気に家らしくなり、そのスピード感は結構、感動ものでした。




息子たちはログ運びの前に「いかに自分がマッチョか!」を母親に自慢したりもしていましたが・・・


 

ログ探しでは1本ずつ探すより、当面使うログを先にまとめて用意することに気がついたり・・・と、いろいろ考えながら効率よく作業をしてくれました。




ダボやログ間断熱材も入れて・・・




順調に8段まで進み、お盆休みの集中作業は終わりです。





1階桁まで完成


その後も週末ごとにログ積みを続けました。




窓用の開口部が現れると完成したログハウスが想像できるようになり、一層 作業に力が入ります。




少しずつ作業は高い場所に移っていき、脚立の上での作業が増えました。


 

真っ直ぐログを積んでいても自然に開いてしまうので、13段目と14段目ではウィンチを使って矯正しながらログ積みを行いました。


 

そして9月初め、1階桁までのログ組みが完了しました。





雨対策の養生


ログ材をきれいに保つために、作業終了時にはシートをかけて帰りました。


 

シートかけをすることによって、雨染みやカビの発生防止ができました。

とはいえ、毎日夏の紫外線を浴びて、ログ表面は変色していきます。




ダボ穴、電気配線穴の目印に付けておいたビニールテープの跡が、海水浴の水着の跡よろしく"夏の思い出"となっております。

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