19.火遊びがしたい!(薪ストーブ)


「家の中で火遊びがしたい!」


思えばこの一念で、3年間セルフビルドをしてきた・・・

と大げさですが、温暖な千葉の家のテラスには3年前より少しずつ溜め込んで乾燥させた薪があります。




ついに、この薪を使うときが来た〜!


ストーブ搬入


薪ストーブは、「オーロラのような炎が美しい」と言われているヨツールを選択。

機種については キートスに相談し、部屋の広さと 大人2人で何とか運べそうな重量ということで、F400(170kg)の手配をお願いしました。






ストーブを室内に運び込む時は次男に協力してもらい、何とか搬入完了!




炉台のイメージをつかむためレンガを仮置きし、とりあえず次男を置いてみました。


ストーブ設置位置


ストーブ設置場所は、部屋の南西角にするか?南側中央にするか?最後まで悩んでいました。

見た目では部屋の隅にあったほうが落ち着いた感じはありますが、暖房効果を考えると部屋の中央部のほうが良いような・・・




結論は、以下の理由から南側中央部に設置しました。

・煙突が妻壁から横に2m以上張り出すので、最低でも4m以上の垂直煙突部分が必要だった。

・ 薪ストーブは家の中で一番邪魔になるところに置くのが一番暖房効率が良い」というようなことをどこかで聞いた覚えがあり、邪魔そうな南側中央部とした。





炉台


床板を汚さないよう防湿シート、ラスボードを敷いて、その上にモルタルを塗ってレンガを乗せました。




左官は、寝泊り小屋の基礎工事をほぼひとりで行った三男が担当。




とりあえず、三男を置いてみました・・・

というより 、兄弟でやることが同じ!


煙突の設置


当初は「サンタが入ってきそうな屋根抜きのレンガ煙突」を考えていました。

しかし、屋根材のフィンランド鉄板を自分で張ることにしたため、積雪に耐えられるような煙突周りの納めは技能的・時間的に無理!と判断し、煙突は妻壁から軒先に出すことにしました。

直径150mmの煙突部材は近くのホームセンターで売っていたので、買占めてしまいました。

シングル煙突なので、予算よりだいぶ安く購入できました。




めがね石をはめ込むために妻壁をカットしますが、妻壁の上部なので若干のセトリングスペース(1cm)をみて切断しました。




現物あわせで煙突を設置していきましたが、、、


 

「煙突、足りなくねー?」
部材が一部不足してしまい、次回 再チャ レンジとなりました。


 

残念ながら この時、今シーズン初めての雪が降ってきました・・・

2週間後、、、
今回は三男の手伝いで、ネット購入した煙突部品で煙突設置完了。


 

なお、軒先の煙突先端部分の固定に悩んでいましたが、物干し竿を引っ掛ける金属性の竿掛けがちょうどピッタリ!でした。


火入れ式




いよいよ火入れ




着火すると、すぐにオーロラ(実際に見たことありませんが)のような美しい炎が・・・、感動!

しかし、しばらく炎を見ていると、ストーブの表面から煙のようなものが??

煙突の設置に問題があって煙が逆流しているのかと思いましたが、そうでもなさそう?

調べてみると「耐熱塗料や防錆油が熱せられておきる現象」とのこと。

また、「慣らし運転(200℃位で2時間燃焼を2〜3回)」が必要らしく、慣らし運転2回で煙は出なくなりました。




薪ストーブ設置は、約3人日でした。


引越し


ストーブも稼動できたので、急遽奥さんの提案(外の炊事場での洗い物が限界)により、寝泊り小屋からログハウスに引越しを敢行しました。




外は雪、
暖かなストーブの前は、さっそく右腕奥さんと犬に占領されています・・・




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