17.床工事は3期に分けて


床工事は、水道工事や電気配線工事と並行して進めるため、3期に分けて行いました。


1期【外付けバストイレの床】6月


外付け部分(在来工法で作成)にユニットバス(UB)を設置するとき、UB扉のサッシ枠を床板に乗っけるように設置するため、床板を先に張っておく必要がありました。




当初、外付け部分の床材として合板のフローリング材を使う予定でしたが、ログの床材が余分にありそうなのでこれを使ってログハウスと外付け部分の床はバリアフリーにしました。




ただ、設計当初 キートスから「床材は多目には来ると思うが外付け分まで足りるかは不明」 とのことでした。

そこで、外付け用フローリング床材とログハウス床材の厚みの差9mm分について外付けバストイレ基礎の嵩あげをしていました。

これが床をバリアフリーにするためのバリア(障壁)となり、悩んでしまいました。






対策としては、外付け部分の根太の位置を微妙にずらしながら、何とかほぼ水平の床張りとしました。(ちなみに、床板は相当数余りました!)


2期【キッチン・寝室の床】8月


外付け部分のUBとトイレの水道配管が終わったことで、水廻り工事の残りは システムキッチン部分となったため、2期工事としてキッチン&寝室として予定している北側の床張りを行うことにしました。


(床断熱)

キートスから納品された断熱材受けボードは、私の保管が悪かったため雨が滲み込み、ボロボロになってしまったので処分しました。

代わりに仮床として使っていたコンパネを断熱材受けボードとして使用し、断熱材は寒冷地なので保温効果の高いスタイロフォームEX(厚さ50mm)を張りました。





(床板張り)

久々に「カケヤ」登場!! 




う〜ん、この重さ、この感触!

ログ積みを思い出し、上腕二頭筋がぴくぴく喜ぶこと!




ほぼ3人日で、2期工事が終了。


(床ワックス塗り)

ログ床板も無垢材なので、床面保護のためワックスを塗りました。

ワックスは、以前から気になっていた天然素材のケチケチ塗る「蜜蝋ワックス」としました。

ログ壁の内側にもケチケチ塗る予定なので、大き目の缶(4リットル)を購入しました。

塗る作業といえば、右腕奥さんにお任せ!





(材木の片付けと掃除)

3期工事(南側リビング)の前に、まずは「ごみ溜め」のような部屋を片付ける必要がありました。




右腕奥さんと二人がかりで格闘すること半日・・・
やっと仮床を張ったときの状態になりました!

こんなに広かったんだ〜




この時、外に大きなキャンピングカーが止まり、長野白馬にキートスのGP-67をセルフビルド予定というご夫婦が見学にいらっしゃいました。

来年ご主人の定年を機に、キャンピングカーを買い換えるか?ログハウスを建てるか?悩んでいたそうですが、奥様の熱意でセルフビルドを選択されたとのことでした。

見学の後「怪我に注意して楽しんでください」とお伝えし、お別れしましたが・・・、片付け後でほんとうによかった!!(汗)


3期【リビングの床】9月〜10月(最後のカメムシネット張り)


朝晩は冷え込んできて、時期的には そろそろカメムシちゃんが出没の時期。

3男にお願いして、床を張る前に基礎の内側から防鼠網とカメムシネットを張ってもらいました。

ここだけテラスを先付け設置したため、防鼠網とカメムシネットが外側から張れない状況でしたが、これにてカメムシ対策一件落着!となれば良いのですが・・・


(玄関ドア)

9月末、床材等搬入の邪魔になるとの理由から、建具で最後まで残っていた玄関ドアを設置しました。

天気予報では、今晩から明日にかけ台風18号が日本を縦断するとのことで、千葉への帰りの時間を気にしながらの作業です。

まずはテラスに置いていた床材をすべて室内に運び込み、ドア設置部分のシルログをカット、ドアノブを付けて設置完了!


 

これで何とかカメムシをはじめ各種ハチ・猫・泥棒・暴風雨・雪の侵入を防ぐことができ、一安心です。

その夜は風雨の強まる前に自宅に無事たどり着けました。


(床断熱・床板張り)


 

その後3連休を利用して床断熱材と床板張りを行い、床張り完了となりました。


 

3期工事工数は、6人日でした。


 

次は、延び延びになっている天井板を張る予定です。

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