1.東京に家を建てよう


家を建てよう


九州出身の私はこれまで九州・関西を行ったりきたりしてましたが、平成19年に転勤のため家族で東京に移ってきました。

それから数年が経ち、東京に家を建てることを決めました。

次の3つの理由からです。

@ 子供も大きくなってきたので、転勤で家族を振り回したくなかった。

A 嫁さんがパン教室を始めた。

B 近所にログハウスが建ち、自分も欲しいと思った。
※残念ながらキートスではなく、B**Sという会社でしたが・・・

転勤に関しては、現時点においても毎月内示が出ないか心配しています。
マイホーム建築後にもし内示が出たら、家族はログハウスで生活して私は単身赴任となります。

ただし、東京に落ち着こうとは思っていません。
私の会社人生が終わるまでは生活の拠点を東京に置いておきたいと思っています。
いずれ九州に戻り、またセルフビルドでログハウスを建てたいと思います。
(まだ、出来ていないのにそんなこと考えています。)

ログハウスはメンテさえきちんとしていればかなりの年月に耐えうる建物と書いてあるし、通常の住宅に無い魅力もあるだろうから、それなりの価格で売却できるのでは無いかと安易に思っています。
(会社でこの話をすると、「素人が作った建物は買いたくない。」と言う人ばかりですが・・・・)

ということで、20年後にまた キートスさんに注文するかもしれません。

今回のセルフビルドは「20年後の九州で建てる時の練習台である」と思いながら、いろいろ自分で経験してみることを心がけてます。


ログハウスをセルフビルドで


近所に建ったログハウスに興味深々で見に行った際、木の香りとその圧倒的な存在感に惹かれました。

それをきっかけに一般住宅というのは頭から消え、「ログハウスに住みたい」と思うようになりました。
家族も同意見でした。

近所のログハウスはB**Sというメーカーで、モデルルームが都内にあり、見に行きました。

ざっくりとした見積もりをもらったのですが、それは高いもので、土地を持っていない私にはとても払える金額のものではありませんでした。

それからインターネットでログハウスについていろいろ調べてみると、ログハウスは一般住宅と違って「自分でも作る事ができ、実際に作った人もいる」 という記事がたくさん出てきました。

その中で、キートスのHPに出会ったのです。

特にセルフビルドを経験された方達を紹介されており、読めば読むほど「ログハウスを自分で建てたい」と思うようになり、まんまとキートスさんの手口に 引っかかってしまったわけです。

また、結構高齢の方がセルフビルドに挑戦されている事が書いてあり(失礼ですが)、「こんな年配の方ができるのであれば、40代前半の私であればすぐにできるのではないか。」と思ってしまいました。



キット価格もリーズナブルで、 B**Sの価格とは比較にならないくらい安価なので、楽しそうなセルフビルドに挑戦することを決めました。


土地を探す


その後、土地探しを始めました。

土地探しはインターネットを活用しました。

探す時の条件は、

@ 子供の校区が変わらないこと。

A 材料置き場を考慮して70坪以上で安価なところ。

B 水害等の心配のないところ。

C 可能な限り南を向いていること。

D 平坦地であること。

と、結構無茶な条件で探しました。

案の定、思った通りの土地なんかあるわけもなく、半年くらい探しました。

ずっと探していても条件を少し緩和しながら探したのですが、やはり見つからず、50坪位の土地で小さめのログハウスにしようかと悩んでいました。




そんな中、地道にインターネットで探していると、条件のほとんどを満たした土地が出てきました。

@ 今住んでいるところから歩いて5分(もちろん校区内)

A 広さは100坪。予算はオーバー(払えなくはない範囲?)

B 少し高台で水害の心配はない。

C 南西向き

D 平坦地

金額以外は条件を満たしていましたが、一つ問題のある土地でした。

それは「旗竿地」であるということでした。
竿部分の幅は3mで長さが20mもあり、20坪分が利用価値の無い土地となってしまいます。(車庫としては使える)




20坪分は使えなくても残り部分が80坪はあるので、ログハウスをセルビルドするには問題ない広さでした。

予算オーバーと旗竿地ということで悩みましたが、 これまでずっと探していたことを考えるとなかなか条件に合う土地が簡単に出てくることはないと思い、思い切って購入することにしました。

結果的に、仲介した不動産屋が売主と交渉してかなり減額していただき、お得な買い物だったと思いました。
(旗竿地との理由で近隣の相場より3割超安く購入できました)


ログキットを決める


土地が決まり、キートスさんとログハウスの間取りについて打ち合わせを始めました。

家族4人で広々と過ごしたいと思い、なるべく大きなものにしたいと考えていました。

大きくて安価だった「GP-88」一本に決め、他のものはあまり見ませんでした。

新潟まで行ってキートスさんのモデルルームを見て、「積み増しか、ドーマーは必要だ」と感じました。

購入した土地が「準防火地域」ということもあって、結果的に「ログ積み増し」にしましたが、デザイン的には「ドーマーより積み増しにしてよかった」 と思っています。



また、軒先も少し長くして正解でした。
その分、ちょっとキット価格が高くなりましたが・・・。


地盤調査


キートスさんとログハウスの間取りの打ち合わせをしつつ、まずは地盤調査をインターネットで探した業者3社より見積をとり、一番安価だった業者にお願いしました。


 

地盤調査は「スウェーデン式サウンディング試験」という方法で実施しました。

結果、軟弱地盤ではないことも証明され、追加費用の発生もなく安心しました。

地盤調査をした後、東側のみお隣さんとの境界の塀がなかったため、手掘りで 50cmの深さで15mの長さを掘り、割栗石を敷き詰め、 セメントで固めブロックを2段積みました。




後々はこのブロック塀の上に、木でフェンスを作る予定です。


地鎮祭


また、地鎮祭も執り行いました。




近くの神社の神主に依頼し来てもらい、家族皆で鍬で「え〜い!」と言いながら土を掘り返す仕草をしました。

子供たちも初めての経験で、大笑いしてました。

ログハウスのセルフビルドに向けて着々と準備が進んでいます。

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