2.基礎工事、そしてログキット到着


建築確認申請


一日でも早くキットを注文してログハウスを建てたい気持ちはありましたが、キートスのアドバイスに従って、フィンランドにキットを発注する前に建築確認申請を出すことにしました。

場合によっては間取りなどを変更する必要があるかもしれないからです。

確認申請書類の作成はキートスに依頼しました。

ログハウスはロフト下部にログ積み増しを3段程度考えていましたが、新潟のキートスを訪れた際にモデルハウスの積み増しを見てその良さを実感し、自分たちのログハウスにも7段のログ積み増しをしたため、確認申請にはちょっと大変そうな構造計算が必要になりました。

自分で建て位置を決めたり、地盤調査をしたり、基礎業者さんに見積もりをとったりいろいろ準備を進めながら、確認申請書類のための窓口事前調査や書類提出は自分達で行ないました。

申請書提出後に担当機関から変更を求めらるなど結構日数を要しましたが、 無事確認済証がおり、銀行融資もOKになって、フィンランドに正式発注できたのは2013年2月半ばでした。

ログキットが到着するのは6月末頃になりそうです。


基礎工事


5月18日、「地縄」の確認に立会い、無事に終了しました。




基礎業者さんたちから「ログハウスを自分らで建てるとか、有り得ないよ〜。そんな事を考えて実行に移す人はそんなにいないよ〜。」とか言われ、セルフビルドの話で盛り上がりました。

会社でも皆に「無理やろ!」と言われ続けてますのでもう慣れましたが、もう後戻りできないし、不安より期待の方が大きくなってます。

逆に、こんなにワクワクすることを人に任せる方がおかしいと思っています。

6月初めには配筋が施され、順調に工事が進みました。
この分ならログキット到着前に基礎が完成できそうです。


 

6月10日、アンカーボルトが配置されていたので、メジャー持って計りに行ってきました。

アンカーボルトの高さは最大で5mm程度長かったり短かったりして心配しました。

でもキートスに確認すると「誤差の範囲だから土台敷きの時になんとでもなる」と言われて安心しました。

その後しばらく雨が続いたので少し工事が止まりましたが、6月半ばに基礎が完成しました。

いよいよ、ログを待つばかりとなりました。
期待と不安で毎日仕事中もずっとログハウスのことばかり考えてます。




基礎が出来上がって眺めていると、GP-88はやっぱり大きいです。

近所で普通の家が建築されており、その基礎と比べると我が家の方が断然大きいと感じます。

つくづく「大きな買い物したなぁ〜」(借金の心配)、
「自分で建てるんだよなぁ〜」(本当にできるの?の心配)
なんて考えると ゾッとして、身震いしてしまいます。

でも心配ばかりしていてもしょうがないので、まずは前向きに、荷降ろしのイメージをしておきます。(一番不安なことなので)

クレーンの手配、4トンユニック車の手配、敷き板の手配、荷降ろし場所の確保・・・と準備はOK。

あと、基礎パッキンもネットで購入しました。


工具などの準備


道具も少しずつ揃えており、丸のこ、スライド丸のこを購入しました。

早速これを使い、これからの作業で足場が必要と思い、自作で足場を作ってみました。
(長さ6m×高さ2mで3つに分割可能なので、持ち運びも可能)




足場としての役目を終えたら、薪置き場として活用したいと思います。

ログは到着していないけど、既にセルフビルドが始まった気がしてます。

これから怪我なく頑張らなくてはなりませんので、安全対策としてヘルメット ・安全靴・落下防止用のフック・アルミ製脚立等も買い揃えました。

また、設備はキッチン、トイレ、バスルーム等の見積もりも複数社取得し、屋根材もネットで準防火地域でも使えるアスファルトシングルを探し、まだ注文はしていませんがほぼ決定です。


ログキットの荷降ろし


2013年7月5日、ログハウスの部材キットが到着しました。




コンテナからの荷降ろしをする場所は近くの寿司店の駐車場をお借りました。

建築地は住宅街で、近くに荷降ろしできるような広い場所はなかなかみつかりませんでした。

それでもなんとか候補地を何ヶ所か見つけ、キートスとも相談しながらここに決めました。

前日の夜はワクワクして、よく眠れませんでした。

当日の朝、コンテナもクレーンも早く到着したので、予定より早い7時頃に 作業開始です。




キートスのN氏指導の下、コンテナから梱包の引き出しが始まりました。






ログの荷物は大型タイプの40フィートコンテナに満杯詰まっていましたが、スムーズに終わりました。




建築地は旗竿地で接している道路があまり広くないため、荷物を積んだトラックが曲がって進入できません。

そこで、裏の畑の持ち主さんにお願いして、畑に敷板を置かせてもらい、そこから荷物を運び入れることにしました。

二次輸送もキートスのN氏、クレーン屋、4トンユニック屋の協力のおかげで思ったより早く15時過ぎに終わりました。




荷降ろしは本当に心配で、「建設地に入らなかったらどうしよう」との不安がずっとあったので、無事作業が終了してホッとしました。

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