2D. ちょっと一息・・・閑話休題


ログ組みは・・・


ログ組みは、建築作業の中のハイライトです。

積み上がるログ壁を見ると感動ものです。
応援団もこの頃が一番楽しく、盛り上がる時期です。

作業中は常に焚き火の火を絶やさず、朝のコーヒー・昼食のお茶など、焚き火でお湯を沸かして、何時でも温かい飲み物を準備していました。




応援団は皆さんキャンプ遊びのメンバーだったので、遊びの延長でもあり、楽しい作業に乗りまくっていました。
(作業が楽な最初は楽しく、2階の妻ログ辺りは連日の疲れと高所恐怖?で元気も無くなる)

屋根工事・内装工事の頃になると皆さん何故か忙しくなり参加者は激減します。
完成疲労(披露?)パーティーには元気で来てね〜!!


部材整理は・・・


ログの入荷後に資材を分別して整理できれば、その後の作業効率は上がると思いますが、分別作業そのものが大変なのと、整理のために広い作業場が必要になります。




私の場合は分別作業は諦めて、必要な部材はその都度探しながら組み立て作業を行いました。

理由は、建築の応援団の人数と仮置き面積に余裕があったことと、土地が黒土なので、部材を動かすとその度に汚れが増えると思われたことが 主な理由です。

今考えても、どちらが良かったか判りません。
(部材の仮置きには約200坪の面積に分散させました)


足場は・・・


作業足場は、1階部分が出来てから組みました。

足場は基礎工事を請け負った会社から無料で借り、約2ヶ月組みっぱなしで、組み立てと塗装工事に使用しました。




足場は労務災害の防止と高所作業には必須の設備でした。
(基礎屋さん、ありがとね!)


電気配線は・・・


本来、1階部分が組み上がった時点で電線を通さなければなりませんが、私は すっかり忘れてしまい、内装工事の途中で配線工事をしました。

地下室があれば床下配線は何時でも出来るみたいです。


基礎は・・・


ここは冬の積雪期が11月末から4月までに亘り、最大積雪量は2m位になります。

この積雪量を考えて高床式にしないと、かなりの頻度で除雪をしなければなりません。

除雪を怠ると、窓が完全に雪に埋まってしまいます。




ログハウス完成後、私は1月から2月末まで毎週通って重機で除雪をしていましたが、雪は屋根から落ちる量が大きく影響して、軒下は 雪に接するくらいでした。

軒が積雪に接するようになると、軒(垂木)が折れてしまいます。

実際この地域では今年の大雪で、民家でも軒破損が多発したそうです。

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