15.四方山話 「資金計画は確実に!」


失敗・トラブル編 「資金計画は確実に! 」


思いつきに近い形でスタートしてしまった今回の計画、
一番ネックになる資金計画はしっかり立てることが大切ということを痛感させられました。

当初、全予算の8割程度の準備しか出来ていなかったけれど、「まあいっぺんにいるわけでもないし」ということでスタートしてしまいました。

これが大きな間違いの始まりになったのです。

「取りあえずキットの代金と基礎工事代金を確保すれば大丈夫」と考えスタートしたのですが、薪ストーブ屋さんを訪ねた時、つい道を踏み外してしまう 落とし穴が。

キートスさんと正式に契約を結び、基礎工事の発注も済ませた4月下旬、薪ストーブ屋さんでいろいろ話を聞き、試し焚きをしてもらい、ピザを焼いてもらいご馳走になりました。




「薪ストーブは後からでもいいか」と考えていたのですが、「煙突は新築時に入れた方がスムーズだ」ということを聞き、見積もりをしてもらいました。

「薪ストーブは高い」ということは 聞いていましたが、煙突部材の高い事には驚きました。

なんと、薪ストーブ本体よりも高いぐらいなのです。

それでも煙突だけ先に工事して、スト ーブはおいおい考えるというような芸当はとても出来ません。

自分の性格を嘆きながらも、なんとこの時点でストーブの購入を決めてしまったのでした。

ここで執行したストーブ代が、後でボディーブローのようにじわじわ効いてくることは知る由もありません。

その後キット代の支払いやら建築確認に伴う費用やら、基礎工事の支払いで予算の7割近くを使い、作業が始まってからは現地滞在費等も必要になり、今まさに板金工事費、足場代、水道配管工事費、電気工事費の請求を待つ日々。

「いっぺんにいるわけでもないし」という甘い考えは何処へやら、IHヒーターとか照明器具とか設備費を除いて約9割の費用はいっぺんに必要ということがはっきりしました。

当初8割程度の準備しかなかった上に、薪ストーブを先に支出したので7割5分しか準備がなかったわけで、9割との差、1割5分の費用の捻出が今一番頭を悩ませている問題です。

ここで提言、
・費用は予算額の110%確保してから計画に移すべし
・予算計画と執行は、パートナーと充分相談するべし
・計画達成のためには即決は避け、熟考するべし

「そんなこと今頃気づいたの」という声が聞こえてくるような・・・

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