1.ログハウスを自分たちで建てよう


【 湯沢でスキースクール 】


主人は東京都、私は秋田県の出身ですが、新潟県湯沢町に住み始めてちょうど10年になります。

以前在籍していたスキースクールを辞めて2人でスキースクールを始める為、知人の紹介でここ越後湯沢にやってきました。




主人は、ヨーロッパのオーストリアという国の「国家検定スキー教師」という資格を取得しており、その経験から、検定や資格にとらわれる日本的なスキーではなく、自然の中で行う「スキー」というスポーツの本来の楽しさや、基本に忠実なスキー技術を一般のスキーヤーに伝えていきたいと、大きな団体に属さずに2人でスキースクールを始めました。

スキー場に常設するスキースクールではなく、越後湯沢を拠点に数箇所のスキー場を利用して、宿泊型のコースレッスンを中心に活動しています。

スキースクール『ゲニース ナトゥーア』(スクールHP)


【 セルフビルドでログハウスを 】


ログハウスは主人の子供の頃からの夢で、私もログハウスの雰囲気に興味がありました。

スキースクールのお客さんと一緒に寛いだり、いろんなことを楽しんだりする場所が欲しくて(スクールの拠点となる場所)、それには「ログハウスがぴったりだ」と思っていました。




主人は以前から木で物を作ることが好きだったし、もちろん建築費を抑えることもできるので、ログハウスはセルフビルドすることにしました。

また、スクールのお客さんたちにも手伝ってもうことで、このログハウスは 私たち2人だけのものではなくみんなのものという感覚で、大切な場所となってくれればいいな・・・と思いました。

ログハウスを建てようと計画した当初は、主人が以前アルバイトで手伝いをしたことがあったログハウスメーカーにお願いする予定でした。

しかしどうしても予算が合わず、また、セルフビルドもどこまでできるのかという明確なアドバイスもいただけなかったので半分諦めていた時、以前資料請求をしていたキートスさんに「お話だけでも聞いてみよう」と会社に伺いました。

予算もそうですが、セルフビルドに関してとても丁寧に詳しく教えていただくことができたので、キートスさんにお願いすることにしました。


【 ログハウスの間取り 】


ログハウスの間取りを考えるにあたっては、スキースクールの形態も関係してきました。

私たちのスクールはスキー場に常設していないので、スクールの拠点となる場所がありません。

また、スクールを慕って参加してくださるお客様たちはスキーが上手くなることだけではなく、アフタースキーにそのプラスアルファー(美味しいものを食べたり飲んだり、雰囲気のいい場所で寛いだりなど)も合わせてスキーを楽しむことのできる方たちです。

だからスキーした後にみんなで集まって、ワイワイとスキー談義をしたりできる場所が必要でした。

その為、ログハウスの間取りは自分たちの個人的な住居スペースだけではなく、、、

・スクールのお客様たちと集まって、ビデオを見たりお酒を飲んだりできるスペースを作る。

・スクールの事務所となる仕事部屋も必要。

・夏にみんなで集まってバーベーキュー等をして、雑魚寝でも良いので皆さんが泊まれる場所の確保。

・スキーの手入れをしたり、用具を保管する場所も必要。(仕事柄、スキー用具はとても多いので)

と考えると、2人家族にしてはわりと大きめの家になりました・・・




ただ、豪雪地帯ということで基礎を高くしたことにより、基礎部分を倉庫やスキーの手入れをするスペースなどに使うことができました。


【 銀行との交渉 】


2012年秋にログハウス計画を始動し、まずは銀行との交渉(住宅ローン)が始まりました。

私達は自営業で収入が季節に左右される職業の為、銀行融資決定までに時間がかかりました。

近くの銀行や信用金庫など3店舗を回り、第一段階の仮審査が通ったのが4月末。

それからいろんな事がトントンとは進まず、ようやく実際に借入が確定し、申込用紙に記入したのが8月始めです。

また、土地付きの一戸建てやマンションを購入するのと違い、土地は土地、建物は建物で別々なので、それぞれの手続きに思っていた以上に時間がかかりました。

キートスを始めて訪れたのは2013年2月20日でしたが、その後ログハウス間取り打ち合わせ、銀行融資、建築確認申請など 忙しい日々でした。

それにログハウスキットは海外から送られてくるため、はっきりとした到着期日が分からない…といった具合で、ヤキモキする毎日。

とは言え、一つ一つをこなしていく充実感も感じました。

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