1.ログハウスのセルフビルドに向けて


ログハウスに決めるまで


★ 妻の談 ---

ログハウスは夫の希望でした。私の夢は都心のマンション10階暮らし。(消防車が届く高さ)
でも子供が生まれて、夫の実家がある新潟に引っ越しました。

せっかく田舎にきたので、街中ではなく自然豊かな実家そばに住むことを決定。

でも同居は無理そうなので、「普通の家ではなく、ログハウスに住みたい」 とこじつけました。


★ 夫の談 ---

東京で生活している時から木工作業が好きでした。

タル木一本買うのもすぐに使いたいがために、電車の中を木材を抱えて買物をし、でもアパートの隣の部屋の住人が気になって電動ドライバーさえ思うように使えませんでした・・・

せっかく新潟に帰ってきたのですから、作業所や木材などいくらでもある実家で「東京では思うようにできなかった物づくりを満喫したい」と思いました。


セルフビルドを決めるまで


★ 妻の談 ---

B**S等の業者に依頼して他人の手で建ててもらいたかった・・・

それなのに、日曜大工が趣味の無謀な夫が「自分で建てたい」と言い出しました。


★ 夫の談 ---

前から家を建てたくて、色んな展示場を見たり建築士の本など見たりしていましたが、だんだんと普通じゃない方向に進んでいった感あり。

行き着いた先がセルフビルド。

最後のきっかけは、友達の誰かが何気なく言った「山小屋でも建てれば」の一言でした。


■ 親の談 ---

自分で家を建てるなんて、できるわけない!
(セルフビルドには反対)


ログハウスキットをGP-77に決定


★ 妻の談 ---

本当は、一回り大きい「GP-88」にしたかった。


★ 夫の談 ----

隣に広い母屋があることだし、離れとしては「GP-77」で 十分。





ログハウスを建てる場所


実家は住宅地から程よく離れた農村にあって、少し(1m?) 雪が降ります。
自然豊かで、キツツキやハチが家を奪おうと狙ってるような場所なのです。


■ 親の談 ---

息子たち一家は welcome!!(歓迎)。

農家(兼業)の長男だし。
昔ながらの広い農家住宅があるんだから、二世帯住居にすればいい。


★ 妻の談 ---

同居は無理、無理。断固反対。

話し合って「別棟ログハウス」に。
できればもっと母屋から離して建てたかったです・・・


★ 夫の談 ----

ログハウスを建てるところは、以前ニワトリや綿羊を飼っていました。
でも今は庭木がたくさん植えてあります。

その隣の杉林と庭木を父と二人で伐採し、建築地と資材置き場を確保しました。


整地


適当に土を盛った後、基礎やさんが地盤改良しました。

昔ながらの丘で平場より地盤がしっかりしてるため、盛土した所だけ地盤改良材で表層改良しました。






そして母屋と隣地の境には基礎やさんに土留をしてもらい、土砂の流出を防ぎました。

■ 父の談 ---

マイユンボで土盛り。

軽トラの荷台にバケットをヒットさせた息子は、乗るの禁止だ。




★ 妻の談 ---

少しだけ操作を教えてもらいました。
でも疲れた!よごれた!

見たことない大きさのミミズが大量にでてきた〜!


地鎮祭


2013年8月11日 (日・大安)

AM 7:00!
お坊様にご用があったので、無理を言って早朝に行ってもらいました。




うちは真言宗のため仏式で、 近所にある菩提寺の住職に来ていただきました。

祖父母、両親、私達、子供達・・・ 家族全員で参加です。


基礎工事


基礎工事は父と息子の選んだ業者が違いました。
それで相見積りとって決めました。

決めたのは最近建てなおした墓の基礎工事をして頂いた業者です。
住宅も可能ということで、見積りを取ってみました。

担当してくれた専務さんも感じのいい方だったので、お願いしました。

5月頃から自分たちで土盛りを開始し、7月の後半に業者が入りました。

コンテナ到着までに間に合うかドキドキでしたが、8月末に基礎が完成しました。

途中、タヌキさんが心配そうに見に来ていました。
「俺の縄張りに何をする〜」といったところでしょうか・・・




真夏の炎天下で作業して頂き、業者の方々が倒れないか心配でした。
休憩や昼には母屋の客室を使って頂いて、少しでも休めるようにしました。

植木を何本か移動してもらいましたが、みんな新しい場所で元気にしていて うれしいです。

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