2.前準備いろいろ


建築するための各種申請


建築地予定は農地で、若い時に相続で持っていたものです。

草ボーボーの荒地となっていた為、地元役所から「草を刈るか、作物を作るように」とお達しが来てました。
そこで何年か前から知人に貸していました。

今まで自分で活用できなかった土地ですが、家を建てることで活かせるかなと思いました。

でも家を建てるためには、土地の農地転用と開発行為許可申請をしなければならず、多少の時間と費用と工夫が必要でした。

また、ほぼ同時進行で建築確認申請も進める必要がありました。




早いうちから何回か役所窓口に行って提出書類などを聞き、自分でできそうなことはやりましたが、確認申請書類作成はキートスに、開発行為関係は地元の設計事務所に依頼。

結局、農地転用や浄化槽申請、建築の整備(樹木の伐採や整地作業)など、いろいろな面倒なことでかなり時間を要しました。

2017年10月、建築確認申請がおりたのでキートスとログキットの正式契約を結び、ログ部材がフィンランドに発注されました。

ログキット納品は通常、正式契約してから4ヶ月半後ということでしたが、仕事のリタイア時期に合わせて、春納品にしてもらいました。


排水対策


周りが農地であるためか排水についてはいろいろ規制がありました。

排水は合併浄化槽で処理をしたうえで、宅内浸透となります。

浄化槽からの排水だけでなく、雨水についても浸透トレンチで地面に吸収させていくしくみです。

これらについては当初予定外の痛い出費でした。


ログキット到着




2018年4月8日、フィンランドからログキットが届きました。




荷降ろしは作業をお願いした重機屋さんの会社でしたので、コンテナからの引き出し作業は楽チンでした。




ここから建築地まで部材を二次輸送します。

ただ、建築地までの道が狭いため、引き出した場所で部材をバラし、小分けにしてトラックで運びました。




建築地も狭いため小さいクレーンで配置作業をしましたが、クレーンの力不足で「危険です、危険です」のブザーが鳴りっぱなしだったそうです。

でもなんとか無事に、作業は終了しました。


基礎工事


 

基礎工事は地元の業者さんに依頼しました。


 

ログキットが到着した時はまだ基礎が完成していませんでしたが、ゴールデンウィークにログ組みができるように4月末までに完成させてもらいました。


 



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