7.各申請とフィンランドからエアメール


建築確認申請


建築確認申請はキートスに依頼しました。

新潟の設計士さんが申請書を作成し、自分で役所に提出しました。

キートスに申請時に必要な項目をリスト化して頂き、項目に答える事と、土地の隣地境界線との距離や写真、道路幅、高低差を測る程度で、難しいことは 特にありませんでした。

作成して頂いた申請書類を市の建設課に証紙と共に提出し、訂正要求があった場合は 差替え分を持っていく他、何も問題なく3週間程度で許可が下りました。

住民課と子育て関係しか要がなかった私はチョッと ドキドキしましたが、小さい下の子が一緒だからかとても親切に対応して頂けました。

「設計士さんに作成して頂き、自分が提出する形をとっていますので、修正等は設計士さんの方にお願いします。」と言って帰って来ただけでした。

費用は一般的な相場が設計士さんに全部お願した場合25万円位だそうですが、 全然安く終わりました。

我家は2回分覚悟してましたが、2回目はキートスの方で値段交渉して頂いた(感謝!)事もあり、それでも 一般的な相場一回分より安く終われて、助かりました!!




表紙の内容を建築地に掲示する決まりになっているので、コピーして掲示しました。

(掲示が無いと、未許可で工事していると思われて大変な事になると基礎屋さんが言っていました。)


[ 余談 ]

一緒に提出する証紙は建物の大きさで金額が違う様で、
100平米までが 13,000円
101平米から200平米まで 20,000円

我家は、101平米・・・
「20,000円ですか?」と思わず聞いてしまいました。

「そうですねぇ」と担当の人。
私は苦笑いでした・・・。


土地所有権移転登記


今回は土地も購入しましたので、登記をしないといけません。

ネットを見ると・・・
「本来登記は自分で登録するもの、自分でやってみよう 登記!!」

建築確認申請ですっかり気持ちにゆとりが出来た私は、なんか自分でも出来そうなので、挑戦してみることにしました。

自分でやってみた一般の方や法務局のHPでも、書き方や様式がエクセル形式でダウンロード出来ました。

書き方については、決まった形式は無い様です。

法務局の方はお役所の言い回しでよく分からないので、一般の方の解説を参考にして提出書類を作成しました。(1時間程度あれば出来る内容でした。)

今度は法務局なのでかなり敷居が高そうな感じもしましたが、無料相談窓口も有り、今回も小さい下の子が一緒のお陰か、相談時の対応も親切丁寧で、「事実関係がしっかり合っていれば、大丈夫ですよ!」と担当の方。

一回は戻されるつもりが、あっさり受取って頂き、2日後には所有権移転登記が終わりました。

これで味を占めた私は、ログハウスが完成したら建物の登記も自分でやってみようと思いました。

費用も司法書士の先生にお願いするより数万円安く終わりました。


銀行融資


ログハウスの建築資金は、地元の銀行に融資して頂く事にしました。

融資完了までに3ヶ月位もかかりました。 (土地変更もありましたので)

まずは 最初に手続きに必要な書類を出した後、あれこれ追加の書類や署名、押印で何度も来て頂いたり出向いたり、意外にやり取りに手間がかかりました。

そして仮申請の後、本申請・・・。
自動車ローンのようにはスムーズに事が進みません。

「ん〜!もう少し銀行側は、提出書類のリストや、進み方のフローチャートなど、客にわかりやすい提示の仕方は出来ないものなんだろうか?」と感じている時、以前某ログハウスメーカーの営業さんが「お客様が直接銀行に行くより、ウチらが行った方が話が早いですから」と言ってた事を思い出しました。
そうか、こう言う事だったんだ。と納得しました。

どうやら、職場の家を買った人達に聞くと「ハウスメーカーが全部やってくれたっけ!」という人がほとんどで、客が直接銀行に行く例はほとんど無いようでした。

「なるほどね!」

住宅ローン減税の事もあり、年度でも違うようなのでネットで良く調べ、返済年数の設定には注意しました。(銀行の方は教えてくれません)

口座にお金が振り込まれるまではやり繰りが大変でしたが、無事融資して頂き、取り合えず色々ありましたがやっと一段落した頃でした。
(そして翌月にはすぐに返済が始まるんですね。ははは。)


フィンランドからエアメール


一通のエアメールが届きました。心当たりはありません。

フィンランドからで、知らない会社のロゴがありました。

中身は、「オーダーありがとう」と英語の手紙、ログハウスのカタログ、フィンランドを紹介した本(日本語版)




私は「ピン」と来ました。
キートスのログハウスを製材して送ってくれるメーカーだと。

話には聞いていましたが、フィンランド人はすごく真面目な人達だと感じました。

ログハウスのカタログには、とても素敵なモデルの写真や間取りが載っていました。

どのモデルも憧れる様なモデルでしたが、とても私がセルフビルドで建てれる様なデザインと大きさではありませんでした。

( いつか誰かがセルフで挑戦してくれる事を期待します。)

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キートス・ログハウス 〒950-2022 新潟市西区小針2-17-1 TEL 025-233-5005