8.いよいよ工事の開始です。(丁張り)


3月中旬、いよいよ新築工事の開始日がやってきました。

周辺宅にも挨拶もすませ、ここまで 準備は万端です。

前日は身の締まる思いであるのと同時にうまく出来るかどうか心配で、あまり眠れませんでした。

基礎工事にとりかかる前に建物の位置を出す「丁張り (やり方出し)」は、大工さんの仕事のようです。

この頃は誰の仕事なのかというのもよく判らないので、その都度キートスに聞きながら進めていました。

精度も必要な作業ですので、以前から実家の大工仕事をお願いしている地元の大工さんに依頼しました。

丁張りの出来次第で基礎の精度もほとんど決まるそうです。
それと家の建て位置が決まりますので、方角や日当たり、余白の広さも変わってきます。

地味ですが、とても重要な作業です。
うまく指示出来るか不安でしたが、当然私も立ち会いました。

当日は基礎屋さん、設備屋さんにも来て頂き、顔見せと今後の打合せをしてもらいました。

大工さんには建位置の図面と丁張り図の2種類を作って渡していました。









最初に足場施工や上下水の配管を埋める設備屋さん関係上、土手の下から1m離すつもりでしたので、図面を元に土手下から1mに家の外寸に凸型線を引いてもらい、こんな感じだよと見せてもらいました。

地上から見てもよく判りませんが、土地には土手があるので上から眺める事ができ、わかりやすかったです。

すると、隣地境界から妙に離れていました。
前週まで雪が積もっていたので検証出来ていませんでしたが、求積図より土手が広がっていたのです。

なるべく隅に建てて土地を有効に使いたいのですが、砂地だし崩れる具合がわからず、広がった分土手を削っても良いか不安でした。

「土手削ったら?基礎工事の時、間から機械で削るよ!」と基礎屋さん。
この一言で安心し、削る事を前提に土手側に寄せて、再度 凸型線を引いてもらいました。

やはり自分は何事も初めてですので、経験豊かな業者さんの一言にはとても安心します。




最終的な位置を私が確認し、2時間ほどで丁張りは完了しました。

基礎屋さんと今後の打合せをし、「明日から基礎始めますんで!」と基礎屋さんも帰って行きました。

土手の件でチョット焦りましたが、「ついに始まったなぁ」と、しばらくボンヤリ眺めていました。

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