17.屋根抜き煙突


煙突購入


屋根仕上げ工事までに、薪ストーブの煙突の屋根抜き部材を仕上げなければなりません。

問い合せした県内のストーブショップでは、施行一式のみの対応で、煙突のみは販売出来ません!との事で、ネットで探すと、山梨のストーブショップが煙突部材のみで販売してくれました。

それも業者価格で、セルフビルダーの私に設計&サポート付きで!
良かったーです。

ストーブを設置する位置を出来るだけ壁側にしたいので、口元まで二重煙突使用を前提に、正確に位置出ししたいと思います。

煙突は、パワーマチック製二重煙突(シリカ粉末入り)をチョイス。

曲げ部材を使うと費用が高額になるので、真っ直ぐ上に抜いたほうが効率も良いし、煙突掃除もしやすいので、メンテナンスも考えて、真上に抜く事にしました。

『ストーブから垂直に伸びる太い二重煙突は、迫力ありますよ!』と言ってました。


煙突用開口部の作成


部材も届き、早速作業開始です。

取付け作業はそんなに難しくない様ですが、何しろ丸ノコも殆ど始めて使うし、何しろ崖のような屋根角度です。



不安でいっぱいです。


まずは、ストーブの位置を出しました。

ログ(可燃物)? ストーブ背面まで 280mmに設定しました。
(空気層 30mm+レンガ100mm+妻壁セトリング 50mm)

※妻壁がログの場合は、セトリングで屋根が下がって煙突位置がずれる分を忘れずに!

運良く、レーザー垂直ポインターを借りれたので、墨出しは意外に簡単でした。



下げ振りってこんな時に使うの?


キートスのTさんに天窓開口時に教えてもらった様に、室内側からドリルで4隅穴を開けて、それを線で結び、


 
 

「確かこうやってたよなぁ」って何度もイメージしながら、丸ノコを何度も素振りした後、心を決めて切断。

残る端っこはノコギリでカット。



「ふぅ?!」って感じ・・・


屋根抜き煙突パーツの取り付け


屋根垂木ピッチは 内々400mmしかなかったので、「ケイカル板で空気層を 作ってほしい」とストーブ屋さんから指示をもらい、0.5か0.6mmで製作。




ルーフサポートを固定。
1本は4寸釘を打つ。(万一ビスの頭が飛んだ時の為だそうです。)




煙突を付け(シリカ入りは結構重い)、水平に調整。

フラッシングをかぶせ、煙突を接続したあと、上下重なっている部分に下穴を開け、フランジ部をビスで3〜4カ所固定。


 

「貫通させない様に気をつけて」と指示もらう。

雨仕舞いカラーをコーキングで付けて、トップを乗せて、屋根仕上げ待ちです。




室内側には後で化粧板も付けます。



完成〜!


そんなに難しくない作業ですが、ゆっくり3日位かけました。

触媒付きのストーブは、煙突5m以上必須だそうです。

屋根上1.5m以上上げる場合は支柱も必要だそうですので、そのような時はチムニーBOXを作成した方が良いと思います。

屋根と煙突トップとの距離や風の影響も考慮しながら、薪ストーブ設置のガイドラインを参考にして、安全第一で施工する部分だと思います。




それにしても天気も良く、怖かったけど落ちたりしなくて良かった!

そんな下では、、、




子供達は電車ごっこでした。

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