15.通しボルト


マニュアルによると、根元の座金が引っかかる分だけ切り欠いて、フィンランド釘で止め、ナットをつけるだけの模様。

大体の大きさでノコギリで傷を付け、ノミを忘れて来たのでマイナスドライバーで平らにしてみました。


 

後はボルトを通すだけ。




3mちょいの短い4隅分は、難なく終了。

簡単と思いきや、妻壁頂点までのボルトの長さは約6.43mもある。
そして3分割になっている。




ボルトを入れながら、途中で繋ぎながら入れる。
も考えましたが、もしも途中でストンと穴の中に落としたら取り返しのつかない事になる!

かといって、6.43m一本では長過ぎる。




そして 重い!高い!




どーしよー!


『3人いるからなんとかナンベ!』と覚悟を決め、1本に繋いだ状態にしたボルトを妻壁の頂点から足場の外側に。

かなり重い。つかんでいるのが精一杯!。

マグロの一本釣りのようにグニャッと曲がりながら、座金側は今にも地面に着きそうになりながらボルトの先を無理矢理穴に押し込みいれました。

両側が終わり、足場側で支えていた人達はホントに大変だったようで、今でも 「良くやった」と思い出話にでてきます。

後日、棟上げ・野地板張りサポートに来た際、『通しボルト入れるの大変でしたよ、いつもどうやって付けてるんですか?』とキートスNさんに訪ねたところ ・・・

『棟上げでクレーン来るから、それに吊ってもらうんだよ!いや〜!付いているからさぁ、どうやって入れたんだか不思議だったんだよ!』とNさん。

『あ、そうですよねぇ〜。クレーン来るんでしたねぇ〜。はははは』

私は、あんな苦労しなくても良かった事に、肩を落とした作業でした。

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