8.内装作業


やっと寒い季節を終え、温かくなってきた5月。




外観はもう完璧にログハウスです。素敵ですね。

こうなると、あとは内装あるのみです。

外装は出来るまであっという間な感じがしましたが、内装は実に時間がかかる作業ばかり。
焦りますが、なるべく丁寧に仕上げました。

最初は使えなかったインパクトドライバーや丸鋸がだんだん使えるようになっているではありませんか!?

キートスの社長と師匠が言っていた「作り終わる頃には道具が扱えるようになっている」とはこのことなのですね!

あ〜最初の頃にやったお粗末な施工箇所を直したい。
まっ、それもセルフビルドの思い出として残しておきましょう!


内装は、主に師匠と私で進めました。






塗装やグラスウール詰めなどは、妻とYさんの女性チーム。






私の駄目っぷりに師匠が呆れる中、女性チームの笑い声が家の中に響きます。


 



大変でもあり、楽しくもあったあの頃。懐かしいなぁ。





ログ部材搬入時にキートスのTさんが「これは絶対濡らして駄目ですよ。」 と言っていた木箱の部材。

最初は厳重にブルーシートで養生していたのですが、慣れてくると「そんなに中まで浸みないでしょ」と養生を疎かにしておりました。

いよいよ階段&手すりに取りかかるというその時、その木箱の中身が階段&手すりだと知りました。

開封してみて、Tさんの言っていた意味が即理解できました。

木材がカビている ………。
それもかなり …。

ショックを隠しきれない私に、師匠がカビ取り剤があることやヤスリで削るなど対処方法を教えてくれました。


 

そんな見た目で落ち込んでいるうちはまだ良かったです。
本当の悪夢はこの後…。

なんと、濡らしてしまった木材が膨れて階段の組み込み箇所に入らないのです!

これには完全にお手上げだと途方に暮れる私。
何やら考えている師匠。

「階段の凹みを削ろう!」
そんな大胆な発想、私にはないっス!

蚤を駆使して素早く加工する師匠。
仕上げは完璧。
流石は師匠、頭キレキレっス。カッコ良過ぎっス。

この日から私は師匠をこう呼ぶことにしました。
「親方」と。


 

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