1.基礎工事(4月)


建築場所は、自宅の庭先。




庭の芝を剥ぎ、水平器で確認しながら熊手とスコップで平に均しました。

 

水杭を打ち、ホームセンターで購入した BLACK&DECKER のレーザー墨出器で レベルを出す。

日中の屋外では レーザー光がよく見えず、夕刻少し薄暗くなってから 杭にマーキングをしました。

以前 水盛り缶を作り レベルを出したことがありましたが、レーザーのほうがとても楽でした。



BLACK&DECKERレーザー墨出器
十分使えました、これお勧めです。




中央の白く見える四角い板面が基準面。

水糸を張り基準寸法を出し、G.L.から深さ40cm 縦横40〜50cmの基礎穴を20個、
1週間かけスコップで掘りました。
なかなか大変な作業でした。

全ての基本は 水糸張り。
慎重に大がねも使い、水糸の直角をだしました。



基礎施工寸法

栗石(穴から出てきた大き目の石)と、その上に 30〜0のクラッシャーランを厚さ14cm入れ、自作タコで良く付き固めます。

計測棒で水糸からの寸法を時々確認しながら作業を進めます。




ファミリー応援団2人Y君、Hさんが 一生懸命手伝ってくれました。

砕石の上に□30×6cmのコンクリート平板を設置、水糸からの寸法を計測棒で確認しながら行いました。

この平板の上に土台用の沓石を置きます。


高さ60cm上面に、M12のアンカーボルトの付いた沓石を水糸に沿って置いて行きます。




この沓石は、たまたま知り合ったコンクリート屋さんが特注で作ってくれました。
これでG.L.から40cm高の高床基礎になります。

この後コンクリートを練って沓石の周囲に流し込み、乾くのを待って埋め戻します。

沓石を正確な位置に置くのが大変で、XYZ各方向の寸法出しに多くの時間を費やしました。



(計測棒)


計測棒の縦板面には水糸からの各寸法レベルが描かれ、底部の横板は穴の幅です。 



(コンクリートを打設した沓石)


コンクリートを打つとき、靴石に水をかけて十分湿らせておきます。
こうするとコンクリートの付きが良い様です。


ファミリー応援団の基礎埋め戻し作業


応援があると作業もはかどり、大助かりです。
とても感謝です。

家族で作業なんて、今まで無かった?


基礎完成(4月末)




ここまで1ヶ月かかりました。

沓石の位置出し、特に高さを揃えるのに大変苦労しました。

最終的に沓石の下に砂をうすく敷き、砂の量で高さ合わせをして、周囲をコンクリートで固めました。

砂を敷くことで沓石のすわりも良くなり、XY方向の位置出しも楽に出来ました。

コンクリート練りも体力に自信がある人以外は大変な作業で、生コンを購入したほうがずっと楽です。

次回はそうしようと思います。

2.土台、ステージへ

キートス・ログハウス 〒950-2022 新潟市西区小針2-17-1 TEL 025-233-5005