3. ログキット到着&土台敷き


ログキット到着


2013年5月1日、

フィンランドからマシンカットログハウスの部材が到着しました。




コンテナの施錠を切り、後部のドアを開けます。
フィンランドの香り?は パイン材の香りでしょうか。




荷下ろし場所は土木会社の資材置き場です。
基礎工事等を依頼したところの現場監督に紹介してもらいました。

キートスからも納品の確認&荷下ろしのサポートにTさんが来てくれました。
さすが荷下ろしのプロ、段取りが良いです。

あっと言う間の2時間で、10時前には 大きなコンテナは 引き上げて行きました。




この日の主役は25トンクレーンにウインチ付き4トントラック、そして運搬用の3トンユニック。

(後で聞いた話ですが、ご近所の暇なおじさんたちが物珍しそうに見学していたそうですよ)




場所の関係でコンテナとウインチ付きトラックがお尻あわせでスタンバイ。




ウインチで引いて荷物がトラックの荷台に載ったら、25トンクレーンで資材置き場に。

それを3トンユニックで振り分けて、この日は土台と1F根太を中心に建築地に運んでもらいました。




建築地にすべての部材を入れられないので、資材置き場にしばらく保管する梱包には10m×10mのブルシートで養生しました。

室内のドア等は軽トラに積んで、仮住まいのマンション内で保管です。

荷降ろし当日の午後3時過ぎから土台の刻みをしました。




ひとコーナー刻んだら雨が降り出し、この日の作業はこれで終了。


土台敷き


5月2〜5日、土台敷き、大引き、床根太作業です。

土台の刻み開始。




初日は、荷降ろし場所から部材の一部をトラックで建築地に搬入する作業もしました。

短いログ材の梱包、ガラスが危ないので木製サッシ、棟木も後ろに大きくはみ出しながら運びました。




荷台が余裕だったので、後でもよかった階段まで運んでしまいました。
現場は 置くスペースいっぱいだと言うのに・・・。

なんとか保管せねばなりません。

2日目からは、土台の続きと大引き&根太の施工です。




解体した2x4住宅に住んでいた時は「陽あたりは悪いし・・・」などと決めてましたが、結構陽あたりが良いのでは・・・?

その陽を取り込めるような家ではなかったと言うことですね。

土台材やシルログをアンカーボルトに固定する時に使う座掘りカッターは快調です。




さすが専用道具ですね。

大引きは45x120材の2枚重ねです。

ちなみに根太は45x95です。
2x4より少しだけ太い、強度的には2割UP位?でしょうか。

土台や大引きは防腐処理材なのですが、念の為シロアリ対策に効果のあるクリヤーの防腐材をたっぷり塗りました。

布基礎に大引き受け用の欠込みがあるので、大引き受け金具は不用です。

しかし、施工した大引きが弓なりになっていました。
なんで?どうして?

基礎図面を確認したら、布基礎の欠込み位置が35ミリずれていました。


 

そこで、簡単な方法で対処。片方の大引きを35ミリカットです。




強度的に弱くなったのは間違いないので、対策としてプラ束を設置して束職人というボンドで固定です。

街中は近くに大きなホームセンターがあるので便利です。




床根太を施工しましたが、風呂の部分は仮根太です。




根太の上に構造用合板を9枚仮置きです。

現場にはまだシル&ハーフログがない状態なので、少し内側にコンパネを置いたり、カットせず重なっているところもあるのでつまずいて転けないように注意ですね。

この後ブルーシートを掛けて、土台敷き・大引き・床根太の作業を終えました。

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