4. ログ組み−その1


ログ材の搬入


5月6−8日、建築地へのログ材搬入です。

初日朝イチにログ材(No.3)の梱包を解いて部材整理を始めましたが、、、最初に必要なシルログがありません。

シルログの入った梱包(No.1)はまだ仮置き場にあります。

そこで、ログ図やリストを見ながら必要なログ材を仮置き場で探し、建築地まで運び込みました。




使用するログ材は95ミリ厚のラミネート角ログですが、長いものは7mのもありました。

仮設住宅で使用したログは国産材の杉でしたが、ほとんど4m位でつないでました。

寒い国の木は密度が濃いのか、杉に比べたら重たいです。




南側のハーフログを土台脇に置いてみました。

ログにはダボ用や電気配線用の穴がいっぱいあります。
アンカーボルト位置に合わせた穴も建築現場で 開けます。

穴の径を測ったら、33ミリでした。


シルログ組み


5月9日、いよいよ ログ組みのスタート。

1段目のログはアンカーボルトの穴開け、座掘りもするので時間がかかります。

また、一番大切な直角が出ているか等も時間をかけて確認しました。




夕方までに2段目前半まで進みました。


ログ組み


5月10日、ログキットが納品されてから10日間休み無しの作業です。
(仕事だったら文句を言うのにね。)




アンカーボルトが長すぎるものがあったのでサンダーでカットしようかと思ってましたが、2段目のログ裏側でボルトがあたるところをインパクトに太めのキリを付けて穴をあければもっと簡単です。

交互にするダボ打ちも、仮床にマジックで 1 、 2 とナンバーを記せば、奇数、偶数という感じで間違いなくいけそうです。

電気穴の確認もしっかりやりたいですね。

ログ積みに使う断熱材は天然素材の「麻」、タッカーでログに 留めていきます。




この作業は奥さんの担当。長材移動時のサポートもしてくれます。

この日は5段めの途中まで行きました。


雨じまい


5月11日

作業開始から1時間半で雨天終了。
本降りになる前にブルーシートを掛けました。






しかし昼前に様子を見に行ったら、池になってました。
中央を高くしないといけませんね。


余談ですが・・・

ログを積むときには、このようにログ図面に「塗り絵」をして、積むログを 間違えないように気をつけています。





1階上部のログ組み


5月13−15日

ログ材が現場にそろっていれば面白いように積み上がって行きますが、まだ仮置き場に保管されているログもあり、必要ログ材を仮置き場から軽トラで運ぶ作業もしながら13〜14段目あたりまで進みました。




具体的な大きさが体感出来るようになると、「ここにペレットストーブを置こう」などと考えて楽しいです。




1階上部あたりになると、窓等の開口上やロフト根太など長いログも多くなります。




この頃になると狭い住宅地での長材取り回しもだいぶ慣れてきました。




夕方、作業を終えるときは現場の掃除。
ご近所があることだし、掃除は大切です。

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