1.ログハウスを建てることになったわけ


土地購入


退職を機に、栃木県那須町に土地を購入しました。(2008年3月)

目的は木工や鉄工のための「作業小屋」を建てることでした。

「作ること」が好きだったので、周りに迷惑をかけずに工作のできる場所が欲しかったのです。

そして、妻は空いている土地でガーデニングを始めました。

候補地として信州なども考えたのですが、自宅から行くとなると東京を通過していくことになるほか、地価がかなり高いのではないかということで、那須町にしました。

土地は景色も良く、南向きの斜面でガーデニングには都合が良く、境界となる砂利道の向こう側に小さな川が流れ、少しですが蛍も飛びます。

県道側を超えた反対側には、 那珂川の支流である余笹川が那須連山からゴーゴーと流れています。


作業小屋建築と趣味


工作小屋は、大工さんに躯体の柱と屋根を建ててもらい、それができてから 現場に山岳用テントを張って泊まり、外壁板、床板を貼りました。
(一週間程だったかな?)

その後は小屋内に泊まって、玄関ドアや窓、内壁等を作りました。




土間の窓は上に揚がるように、板の間の方は横に開くように形に凝り、結構厚い板で作製してあります。

小屋完成後は溶接機も購入し、いろいろなものを作りました。


バラのアーチ



バーベキュー台



近くの鉄工所で貰ってきた端材の太いパイプや鉄板で作った治具(鉄棒を曲げるもの)




 

金物屋に配達してもらった新品の鉄板、丸・平棒、アングル材で作ったアーチや柵


  

コークス炉(下の口から空気を送り込んで鉄を熱するもの)や工作機械の設置台。

鉄板や鉄棒は、コンパネ大や5メートルくらいの長大な規格品をかなり安く、 無料で配達してくれるのを初めて知りました。

(その後ログハウスを作ることになり、工作の方は中断しています )


 

ガーデニングでは、 丸太などの設置は私が行いました。

初めの頃は雑草刈もしていたのですが、植えてある草木も一緒に刈ってしまうこともあり、笹ばかりで何も植えていない個所くらいしかやらなくなりました。


 

植栽、剪定、雑草刈などは主に妻が行っています。


 

小屋には工作のための土間のほか、トイレと寝るための6畳ほどのスペースを作り、各々の趣味や観光などを楽しんでいました。

しかし、そのうち妻から「もう少しくつろげる良い環境が欲しい」との要望が出てきました。


ログキットの決定


前から「ログハウスを建ててみたいな」と考えていたので、ログハウスキットの購入を考え、インターネットでいろいろな業者を比較しました。

その中で「キートスのキットは安い!」と思い、それにセルフビルド応援もしているので、キートスのキット「GP-76」に決定しました。

キートスと打ち合わせをして、妻壁をログ組みに変更したり、ロフトのログ積み増しや屋根角度など若干の変更を経て、2011年10月末にキットの契約をしました。



ただ、寒い時期は動きたくないこともあって、ログキットの納品は翌年の3月で手配してもらいました。


基礎工事


「ログキットの到着前に完成」という条件で、木の伐採と基礎工事を地元業者さんにお願いしました。




3月、ログキットが届く前に基礎が完成しました。

トップに戻る [2.ログハウスのセルフビルド]に進む

キートス・ログハウス 〒950-2022 新潟市西区小針2-17-1 TEL 025-233-5005


[ キートスのセルフビルダー達へ ]