「セトリング」という言葉をよく聞きますが、それはどういうものですか?

【 よくある質問 】

最新記事

コメントなし

「セトリング」という言葉をよく聞きますが、それはどういうものですか?

セトリングとは・・・

ログ材の自重により、 ログ組み時に残っていた わずかな隙間が 経年変化で下がったり、

ログ材の乾燥(痩せ)による 木の収縮により、 ログ壁が沈み込む ログハウスならではの現象です。

 その対策として、ログ壁と接する 間仕切り壁や 建具・窓まわり・階段などには

すべて セトリングを吸収し、スライドできる設計や施工が必要となります。

 

もちろん、 通常のマシンカットの ログハウスキットは

(当然、キートスのログハウスキットも)

あらかじめ計算されたセトリング分の余裕を 設計時に想定してあり、

マニュアルに従って作業すれば 「セトリング対策」が完成するはずです。

ですから ログ組み作業においては そんなに気にすることは ありません。

 

セトリングを よく理解して施工する セルフビルドでは ほとんどないのですが、

ログハウス未経験の大工さんがセトリングを理解せずに思い込みで 在来と同じようにログハウスを建ててしまったり、

セトリングは 理解していたのに うっかり家具を固定してしまったりすると 不具合が生じてトラブルにつながる例は 多くあります。

ログハウス未経験の大工さんや 完成後のリフォーム 、及び 追加作業を行う時は 気をつけてください。

 

セトリングが起きるのは おおむね3~5年目位までで、マシンカットログハウスで 高さの2~3%程度 沈みます。

5年経過した後は セトリングを 気にすることはありません

セトリングについてのご質問は お電話などで お問い合わせください。