キッチンに日本製サッシ窓を取り付けました。(山梨)

キートスではカタログキットの間取りの多くに
浴室・洗面所・キッチンなど水回りに窓が付いていません。
換気用に少しだけ開けておくには日本製サッシの方が使い勝手が良いので
「日本で手配したら?」という意味で敢えてキットに含んでいないのです。
(もちろん希望すればフィンランド窓を追加することは可能です)

キットをオーダーする前に日本製サッシの大きさが決まっていれば
フィンランドでログに窓用の開口を作ることも可能です。

でもオーダー時にはまだサイズや取付位置が決まっていないこともあり、
その場合は施工時に自分でログ壁に窓用穴をあけることになります。

ちょっと難しそうな気がしますが、どんな作業になるのか、
キッチン窓を取り付けた山梨県のセルフビルダーさんの作業報告を見てみましょう。

ログキット付属のフィンランド木製窓はセトリングに耐えられる強度がありますが、
日本製サッシには強度がないのでサッシ外側に木枠を作ってから取り付けます。

 

「窓(APW330)に枠を取り付け、
みぞ切りカッター で壁にTボード用の溝を掘り、
48X98材でTボードを作成して窓を固定しました。」

 

「Tボードは壁に対してフリーにして、
基礎から伸ばした2X4にこのTボードを留めました。
2X4は下部だけログ壁にねじ止めし、上部はスライド金具にしました。」

 

 

「セトリングによって窓の下側が開いてくるので、
防水シートで蛇腹を作り隙間を埋めました。
これでセトリングで隙間が空いても隙間風の侵入は防げると思います。」

 

 

室内外に化粧板も付いて、いい感じに出来上がったようですね。

「後付け窓は4か所目なので、だいぶ慣れてきました。」とオーナーさん。

でも初めての時はこんな報告が届いてました↓
「壁に穴をあけるのはドキドキでした。
丸鋸で両側から切る必要があり、何回も寸法が合っているか確認し、
最後は自分を信じて切り抜きました。」

窓の取り付け自体は難しくはありませんが、
ログ壁に自分で穴を開ける時は勇気がいりますよね。

 


[ ログハウス徒然草 21.01.21 ]     Kiitos Log House