この前、キートスの施工サポート隊が 長野県内のセルフビルダーさんの現場に 屋根や天井板貼りの
部分請負作業に出かけました。 それで、20年以上前に キートスサポート隊が やはり部分請負で出かけた
長野県内にある 他のログハウスのことを思い出しました。
今は「キット担当」の私(K)ですが、当時は フィンランドとの打ち合わせと輸入手続きがメイン業務で
時々営業サポートで 見積書類などを準備することはあっても、
お客様と直接 ログハウス間取りの打ち合わせをすることはありませんでした。
このお客様の時も いつものように営業サポートをするつもりでいたら
上司のNが「今回は全部担当してみたら? 万一失敗したら、責任は俺が持つから」と言うので、
1~10まで 私が対応することになりました。(もちろん上司に相談はしましたが)
ドキドキしながらも打ち合わせを進め、キット契約をしていただいた時はうれしかったものの、
今後のサポートもうまく進められるのか、オーナーさんが満足するログハウスが完成するのか、、、
不安がいっぱいありました。
ログキットは予定通り納品され、キートスの施工サポート隊がログ組みをして
内装をセルフビルドするオーナーさんに バトンタッチ。
デジカメも インターネットもメールもない時代ですから、セルフビルドの進み具合を把握するのも
なかなか難しく、オーナーさんがセルフビルドしながらどう思っているのか 少し不安なままでした。
それから数か月が経ち、
完成写真が届きました。
「平均して 月1~2回は来て
ログハウス暮らしをしています」
オーナーさんの手紙からは
セルフビルドをして良かったこと、
ログは冬も暖かく快適であること、
休日のログ暮らしを満足していること
などが伝わってきて
とてもうれしかったのを覚えています。
あれから年月が過ぎ、多くの経験を積み、カタログキット数も増え、できるアドバイスや提案も多くなり、
今は「キット担当」として お客さま(場合によっては大工さん)と直接打ち合わせする毎日です。
そして お客様のログハウス建築を担当する大工さんから「ねえちゃんに 建築のことわかんの?」と言われることも
なくなりました。(もっとも、「ねえちゃん」の年齢ではなくなりました・・・笑)
でも これからも初心を忘れず、そして今も変わらぬ 「完成写真を送っていだたいた時の感動」を大切にしながら
みなさんとログハウスについて打ち合わせしていく日々を 楽しみたいと思っています。
[ ログハウス徒然草 18.08.02 ] Kiitos Log House