ログハウスの「外付け」シリーズ。
今回は 玄関について。
厨房やバスルームをログハウス背面に
「外付け」として建築することについて説明してきましたが、
玄関部分をログハウス本体から外に出すオーナーさんもいらっしゃいます。
下の写真は ログハウスの屋根を中折れにして側面にテラスを追加、
一部を玄関として在来工法で増設した例です。
玄関の外にも屋根がかかるので、
降雪のある地域では冬の出入りにとても便利だと思います。
このログハウスではロフトの下部に数段のログ積み増しをしていますが、
ログの積み増しをすることでロフトの居住性が良くなるだけでなく
玄関部分の天井高も確保しています。
ここは積雪地域なので屋根の自然落雪を考慮して玄関屋根勾配は大きめですが、
雪が少ない所ならもっと緩めでも OKです。
雪の降らない地域なら下の写真のように
小さな外付け玄関を設置するのも良いでしょう。
玄関部分を外付けにすることで
ログハウス1階にはゆったりとした広いリビングが確保できます。
また、玄関部分とリビングを壁やドアで簡単に仕切れるのも外付け玄関の良いところです。
ログハウス本体を少しでも広く使いたい方は、ぜひ「外付け」も検討してみてください。
外付けの部材もログハウスと一緒にフィンランドに依頼すれば、
セトリング金物なども付いてくるので施工はラクです。
[ ログハウス徒然草 16.02.24 ] Kiitos Log House