これから妻壁のログ積みに入ります。

 

 

「9月の5連休と その後の週末で

やっと 妻壁のログ積みに入ろうというところです。」

 

セルフビルド進行状況を 報告してくださったのは

宮城県のセルフビルダーさん、

ご自宅の庭に 離れとしてのログハウスを 建築中です。

 

建築場所は 敷地内の一段高い所で 車の乗り入れができず、

ログ組みをするにも 細い通路を 一本一本人力で 運び入れるので

ここまで積み上げるにも 人一倍のご苦労があったと思います。

 

「 4月以降仕事が昨年以上に忙しくなって 週末の時間が充分に取れなくなったのに加え、

8月前半までの猛暑に 作業を阻まれました。 それでも ちまちまと作業を楽しみながら ここまで組み上がってきました。

外面がだいぶ風雨にさらされてきましたので 塗装も 施し始めました。

 

すごく悩んだことは、棟木をクレーンで吊して妻壁に上げることが 周辺の状況で難しいので、

人力でいかに上げるかということでした。

通常の順序では 妻壁を組んでから棟上げ という手順なのでしょうが、 最初に 棟木をロフト床まで上げてしまって

ジャッキなどを使って 棟木を上げたところに 妻壁のログ材を積んでいくことにしました。

うまくいくか少し心配ですが・・・

 

建設地まで5mほどの高低差があるために 200kg近くある棟木を滑り上げるための台を作り、

手動パワーウィンチと スリングベルトを使って ログハウス横まで移動させることに 成功しました。

 

 

さらに 単管パイプで三角のやぐらを組んで、手動パワーウィンチ、手巻きワイヤウィンチ、

動滑車にスリングベルトを使って 半日かけて ロフト床までつり上げることができました。

友人と妻と3人で 『 やったー』 と拍手が湧きました。

冬に入る前に なんとか屋根までの作業を終えたいと思って 作業工程表を作ってみたところ

棟上げ・垂木設置が 11月下旬頃になりそうです。 」

 

重機が入らないので 棟上作業も難しそうですが、 いろいろ考えて乗り越えていくあたりは さすがですね。

本格的な雪シーズンに入る前に 屋根仕上げまで完成するように 頑張ってください。

 


[ ログハウス徒然草 15.10.08 ]     Kiitos Log House