１４年前に ログハウスをセルフビルドされた 富山県のユーザーさんから 突然電話がありました。
「今、出張で 新潟に来ています。 チョット質問があるのですが？」
それでは 時間があったら 夕飯でも・・・ということになり、久しぶりに お会いしました。
右の写真は 当時 セルフビルドの指導に
出かけた際に 撮影したものです。
「お互い年をとったね」 「まだまだ いけますよ」
と 双方 なぐさめあいながら
十数年前のセルフビルドのこと、
あの時チョロチョロしていた 小学生の息子さんも
今や独り立ちして 仕事をしていること、
娘さんの孫も生まれて もうジージになったことなど、
いろいろ楽しい昔話をしたり、
現在の状況など話したり、 楽しいひと時を過ごしました。
そのときの ”チョット質問” の内容は、
当時、 ログハウス部材と一緒に 暖炉キットもフィンランドから購入しました。
石で組み立てる本格的な物で、 マニュアルが付いているので これもセルフビルでできる （できるはず・・・？）
（左写真のような暖炉キットです）
で、 後日談と 現在の状況です。
ログハウスのセルフビルドは 根性と勢いで
見事に 完成させました。
が、 この暖炉キットまでは 勢いが持続しませんでした。
床下をコンクリート補強し 組立準備は出来ていましたが、
一般的な薪ストーブを取りあえず設置して 第一期工事を完了し、 そのまま １０年が経ってしまいました。
その後 家族から 「この荷物をどうするのか？」 と 冷ややかな攻撃を受け、
何回か 邪魔になるので移動しましたが、 なにせ総重量が２トンもあるので 移動するだけで大変な苦労でした。
そこで １０年ぶりに 一念発起し、 この暖炉キットを組み立てようと決心し、 作業を開始したそうですが
マニュアルの一部を無くしてしまったので、 再度 フィンランドの会社から マニュアルを取り寄せてほしい との依頼でした。
新たにマニュアルを入手したら、 本当の意味で 当初 思い描いていたログハウスを
十数年の年月を経て 完成させることになるのでしょう。
このユーザーさんの名誉の為に書き添えますが、 このログハウスは 立派なサウナ室も完備した
（電気サウナストーブもフィンランドから購入しました） 丸ログを使った 大きなログハウスです。
決して 根性が足りなくて 暖炉工事を投げ出したわけではありません。
サウナも 充分洗濯物の乾燥室として 現在も活躍しているそうです。
見事に石組みの暖炉が完成したら、 また、徒然草で報告します。 こうご期待！！
［ ログハウス徒然草 11.10.21 ］ Ｋｉｉｔｏｓ Ｌｏｇ Ｈｏｕｓｅ
