がんばっペよ!福島 その1 酪農家のセルフビルダーさん

 

先日、 数年前に ログハウス住宅をセルフビルドされたオーナーさんを 訪ねました。

オーナーさん一家は 福島県内(問題の原発から約40km)で 乳牛と肉牛を飼って 酪農をされています。

あの震災以降 連日の報道で 悲惨な福島県の状況が 伝えられていました。

私達も本当に心配していましたが、 相手の状況がわからないので

「大丈夫ですか? 被害はどんなですか?」 と 簡単に連絡を入れることに 躊躇いがありました。

でも今回 勇気を持って訪問してみましたが、 まったく変わらず、 以前と同じ笑顔で 迎えてくれました。

福島県内でも 地形の関係なのか この地域は 放射線の影響が無く、

肉牛の生育の仕事は 1歳位までの子牛を育てて出荷する仕事で、 肉牛で出荷するわけではなく

また、 当初は 牛乳の出荷制限で難儀をしたようですが 今は問題なく出荷出来ていて

現在は 実質的な震災の被害は 少ないそうです。

もちろん 影響が無かったわけではないでしょうが、 持ち前の明るさで 乗り越えてこられたのでしょう。

「地震で 隣接する母屋はかなりやられましたが、 ログハウスはなんとも無く 被害はありませんでした。

 『ログハウスは地震に強い』 ということを 改めて実感しました。」

と 話をしていただき、それも嬉しい報告でした。

7年ほど前に 「結婚するから 新居としてのログハウスを建てるんだ」  と セルフビルドを実行され、

その後 かわいい家族も増えて 幸せそうなようすを見ると、 こちらも 本当に幸せな気分になります。

まだまだ 震災の復興は進んでいませんが、 必ず元通りの福島県になりますよ。

「がんばっぺ福島!」

[ ログハウス徒然草 11.08.04]      Kiitos Log House