信頼で成り立つ無人販売所

 

車の通りもあまりないような 田舎道で 「野菜の無人販売所」 を見かけることがあります。

最近流行の 「産直野菜直売所」 ではなく、 農家が個人的に 家の前に野菜を並べただけの 「無人販売所」、

形や見かけは イマイチですが 採りたての新鮮野菜が 安価で並んでいます。

この販売所では 大きなカボチャなどをのぞいて ほとんどが 100円、

とっても 良心的です。

だから 週末のログハウス暮らしに出かける時に よく立ち寄ります。

以前 タマネギを 2袋 買った際、

ちょうど住人が 畑から 戻ってこられました。

「とても安いので よく利用させてもらっています」 と挨拶をすると、

「これ、 食べて」 と 200円札が付いた 大きなカボチャをいただきました。

たった200円分の野菜を買っただけなのに

200円のカボチャを おまけにしていたのでは 商売にならないんじゃ・・・ない?

「招き猫」 が飾ってあっても、 ちっとも 商売っ気は なさそうです。

田舎に住む人達 そして 田舎道を通る人達 みんなの信頼関係で成り立つ無人販売所ですが、

たまに 野菜を盗まれたり 間違った金額で支払われてたり ということは ないのでしょうか?

都市で暮らす人間は ついつい 要らぬ心配も してしまいますね。

[ ログハウスで自然暮らし 10.09.16 ]      Kiitos Log House