以前にも このログハウス徒然草で 書いたことがありますが、 ” ログハウス ” という呼称は 和製英語であり
日本で 誰が最初に名付けたのかは 不明です。
ログハウスは 英語で Log Cabin または Log Home と呼ばれ、
フィンランドやドイツでは 主に Block Haus とか Block House と
呼ばれています。
” ログ ” 本来の意味は ” 丸太” とか” 木” という意味ですが
コンピュータ関連の検索でも ” ブログ ” や
高度なコンピュータ言語として ” ログ ” が 度々表現されます。
そのまったく異なる意味合いに思えるコンピュータ世界での ” ログ ” と ログハウスでの ” ログ ” は
同じ意味の語源から 発生しています。
大昔 ナポレオン以前の大航海時代、 高度な航速測定器がない時代は
船の後部から ロープをつけた丸太を海に投げ込んで 船と丸太の離れるスピードを砂時計で計って 船の速度を確認し
それを毎日記録して 進んだ距離や 明日の予測距離などを目安に 航海のスケジュールを決めていました。
そこで log in (ログイン) は 「丸太を海に投げ込め!」 という号令で、 「航海開始・航速測定!」のこと。
そこから 「航海日誌」、 さらにコンピューター用語の「接続開始」 となったわけです。
インターネット検索で 「ログハウス関連」の情報を得ようとすると
やたらに コンピュータ関連の検索記事に出くわすのは このためですね。
[ ログハウス徒然草 11.06.28 ] Kiitos Log House