タッカー
このタッカーは 断熱材や壁の防水・透湿シート・屋根の防水紙などを
針(ステープル)で固定するもので、 建築現場用ホッチキスともいえる道具です。
ただし、 紙などを綴じる事務用ホチキスと違い
壁や板に直接針を打ちつけるため、 針を受ける部分がないので針が出てくる部分に
手や指を置かないように 注意しましょう。
このタッカー、 上の写真のような手で握って 針を出す方式のハンドタッカーと
叩きつけて 針を出すハンマー式がありますが
ログハウスの建築では 手で握って針を出すハンドタッカーが いろんな場面で使いやすいでしょう。
特に ログ積み作業においては ログを1段1段積む毎に
ログ間断熱材というものを 挟み込んで行きます。
そのログ間断熱材がずれないように 固定するために必要な道具が この「タッカー」なのです。
本体の耐久性などにより 500円程度~プロ仕様の7000円位までの物がありますが
ログハウスを1軒セルフビルドするだけなら そんなに高いものでなくても良いでしょう。
ただし、機種により 適合するステープルのサイズが異なりますので
替え針を購入する際は 注意が必要です。