スズメバチの出現で・・・

 

「１０月２０日夜、 一足先に現場で作業していた主人と 合流しました。

 翌日 フィンランドからはるばるやってきた 最後の部材を開封して、 室内に入れました。

 少し上のほうに積んであった板材の端が 雨などで黒ずんでいましたが、 カットして事なきを得ました。

 後はとてもきれいで、雨風や雪にも負けずまるで「おしん」のようでした。 （何年前のドラマでしょうか）

 その愛しいログハウス部材を中に入れていたときです。 玄関を開けっぱなしでいると 「ブーン」という音・・・。

 そうです、 あの 「スズメバチ」 ではありませんか。 

 一匹、 二匹 ・・・・ 増えていく。

 何気に窓の外を見ると、 畑を野焼きしているおじさんがいました。

 スズメバチは 野焼きなどの「香ばしい」香りが 大嫌いなんだそうです。

（私は好きですが・・・）

 それで、我が家に避難してきたのでしょう。

 でも、我が家の内部に巣を作られたり 刺されたりするといけないので、

 主人と二人 部材を運びながら シュッ、シュッ と スズメバチ専用の殺虫剤で 退治していました。

 一時は 網が付いている農作業用の帽子をかぶりながら、一生懸命部材を運んでいました。

 何とか全部運び終え、 休憩していると・・・ もう午後四時近く。  残念、もう帰り支度しなければなりません。

なので「写真」の事を思い出したのは、 帰りの新幹線の中でした。

 せっかくデジカメ準備したのに・・・と スズメバチを恨みながらの帰路となりました。」